企業選考の厳選化
2025-01-23 10:41:36

2026年卒業予定学生の就職活動に見る企業選考の厳選化傾向

選考に参加したい企業が減少する背景



株式会社学情が実施した調査が示す通り、2026年4月に卒業予定の大学生・大学院生たちの就職活動において、選考に参加する企業数が減少傾向にあることが浮き彫りになっています。特に「10社以下」の企業に絞って選考に参加したいと考えている学生が6割を超え、前年よりも7.1ポイントの増加を記録しました。この傾向は、学生がより慎重に企業を選択し、自らのキャリアを真剣に考えていることを反映しています。

プレエントリーを望む企業数の減少



就職活動におけるプレエントリーしたい企業数について、調査結果によれば、「6~10社」が31.0%、続いて「1~5社」が29.4%、さらに「11~20社」が19.2%となっています。全体的に「10社以下」の回答が6割以上を占めており、学生たちが無駄なプレエントリーを避け、より選考に向けた真剣な取り組みを重視している姿が見て取れます。多くの学生が「企業研究をしっかり行い、企業に真剣に向き合いたい」との意向を示しており、選考参加企業数の絞り込みが進んでいます。

セミナー参加企業数の傾向



セミナー参加に関しても同様の傾向が見られます。「10社以下」と回答した学生が半数以上となり、特に「1~5社」が27.8%と最も多い数値を記録しました。業界や企業に対する関心が高まる中、多くの学生が複数のセミナーに参加して情報収集を行うことを希望しています。志望業界に決まった学生は、その業界内の企業に参加することを計画しているとのことです。様々な業界の情報を集めることが、今後のキャリアに役立つと考えています。

選考に参加したい企業数の増加



選考段階に進む企業に関しては、「6~10社」が32.3%、次いで「1~5社」が30.7%、そして「11~20社」が20.8%という結果が出ています。この中で、前年の調査と比較して「10社以下」の選考参加企業数が増加していることが明らかになりました。選考に対して「高い熱意をもって臨みたい」「内定をもらったらその企業に入社したい」という声が多く聞かれ、学生たちの真剣な姿勢が浮き彫りになっています。

調査背景と信頼性



この調査は、2024年12月20日から2025年1月10日までの期間で、株式会社学情によるものであり、スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」の来訪者を対象に行われました。有効回答数は313件にのぼり、調査結果は就職活動を行う学生のリアルな声を反映しています。

株式会社学情の役割



株式会社学情は、社会人や学生の転職支援を行い、未来の選択肢を提供することを使命としています。就職活動を行っている学生が特に企業選びに困難を感じる今、彼らは慎重に選考を行うことで、自分に最適なキャリアを形成しようとしています。企業や社会への貢献として、今後も幅広いサポートを提供していくことが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社学情
住所
東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX9階
電話番号
03-6775-4819

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