日本とコスタリカが情報通信技術分野での協力を強化する覚書に署名

日本とコスタリカの情報通信分野における協力の強化



令和6年8月8日、松本総務大臣は、コスタリカ共和国のパウラ・ボガンテス・サモラ科学技術・電気通信大臣との間で、情報通信(ICT)分野における協力覚書の更新として署名を行いました。これは両国間のICT分野でのさらなる連携と案件形成を目的としたもので、過去の協力関係基礎に立った重要な一歩と言えます。

覚書の背景


この新しい覚書は、平成26年に署名された「地デジ・ICT分野に関する協力覚書」を基にしています。この覚書の目的は、両国間におけるICTの発展を相互に促進することであり、特にデジタルインフラの強化や協力の拡大を狙いとしています。松本大臣とボガンテス大臣は、最新のIT技術を活用することで国際社会における地位を高めることを確認しています。

協力内容


覚書にはICT分野に関連するいくつかの重要な点が含まれています。特に以下の項目に重点を置いています。
  • - AI技術の推進:AIジャンルにおける特に「広島AIプロセス」を含めたガバナンスの強化。
  • - 5Gインフラの整備:ベンダーの多様化を図り、安全で開放的、そして強靭なデジタルインフラの構築。
  • - 防災技術の普及:自然災害に対する情報通信技術を活用した迅速な対応策の強化。
  • - 相互合意に基づくその他の分野:両国が協力可能な新たな技術やサービスの開発への試み。

これらのテーマは、急速に変化する情報通信技術の世界において、より効率的で効果的な協力を生む基盤になります。

今後の展望


今年の署名をしっかりと踏まえ、両国はこれからもICT分野の強固な協力関係を育んでいく方針を示しています。特に、AIや5G、そして防災といった社会的に重要な分野については、今後の発展が期待されます。両国のリーダーシップが連携し、新たなイノベーションを生む環境を持続させることが、国際的な競争力を高めることにつながるでしょう。これにより、日本とコスタリカの関係がより一層強化されるとともに、地域や国際社会に良い影響を及ぼすことも期待されています。

連絡先


協力覚書に関する詳細な情報は、国際戦略局国際経済課への問い合わせが可能です。電話番号は03-5253-5928となっております。

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