都市開発の先駆け、「ウェリス稲毛」プロジェクトが新たな街を形成

「ウェリス稲毛」プロジェクト始動

千葉県千葉市稲毛区に、総戸数929戸を誇る大規模分譲マンション「ウェリス稲毛」の開発が始まりました。このプロジェクトは、NTT都市開発や大和ハウス工業、大成建設など5社が共同で取り組むもので、地域コミュニティの形成を目的としています。これにより、住民同士の交流を促し、災害時の安全や安心を追求する新しい住まいの形が提案されています。

コミュニティの重要性

阪神淡路大震災や東日本大震災を経て、地域社会の絆とコミュニティの重要性が再評価されています。それに伴い、大規模マンションでは、住民同士の交流を促す取り組みが様々な形で進められています。これらの活動は、犯罪防止や災害時の対応の観点からの「安全・安心」を目的とするだけでなく、日常生活をより豊かにし楽しくすることも目指しています。

近年、このコミュニティ形成の取り組みは賃貸マンションへも広がりを見せており、住居を選ぶ際の重要な要素として位置づけられるようになりました。しかし、形成されたコミュニティを維持していくことが難しいという課題も浮上しています。いかにして継続的な交流を生むかが、今後の重要なテーマとなることでしょう。

はぐむプロジェクト

「ウェリス稲毛」ではこの課題に真摯に向き合い、持続的なコミュニティ形成を目指しています。その中心には、住民同士がその幸福を互いに大切にし、育む気持ちが込められています。このプロジェクトは「はぐむ」というキャッチコピーのもと、住民の幸せの輪を広げることを志向しています。

セレンディピティ・ライフ・デザイン

この街づくりの核となるのは「セレンディピティ・ライフ・デザイン」というコンセプトです。セレンディピティとは、思いがけない喜びや新しい出会いを生むことを意味し、住民同士の幸せな関係づくりや新しい発見を意図しています。

また、首都圏で多くの街づくりプロジェクトに携わった実績を持つ「㈲デザインショップまちや」がランドスケープデザインの監修を行い、住民が自発的に交流を継続できるような新しい発想の街づくりを進めています。

資料請求について

「ウェリス稲毛」についての詳しい情報は、2012年9月14日から資料請求が可能となります。これにより、住民が新しい住まいやコミュニティの形を探るための手助けとなるでしょう。

このプロジェクトは、ただの居住空間を提供するだけでなく、人と人との関わりを大切にし、地域に根ざした生活を築くための新しい試みです。「ウェリス稲毛」がどのようにして新たなコミュニティを形成し、豊かな生活環境を提供するのか、今後の進展に期待が高まります。