警備会社AIKグループは、学校法人原学園専門学校青山ファッションカレッジと学校法人杉野学園ドレスメーカー学院との産学連携プロジェクトとして、オリジナルユニフォームデザインコンテストを実施しました。本コンテストは、学生たちが警備服のデザインを通して、デザイン力やプレゼンテーション能力を磨くことを目的としています。
2024年4月に両校での説明会を皮切りに、学生たちは授業カリキュラムの一環として、デザインコンセプトの立案から、平絵、スタイル画の制作に取り組みました。その後、同年6~7月にかけて各校でのプレゼン大会を実施し、優秀賞2作品が選ばれました。
最終審査では、優秀賞2作品の中からグランプリ作品が決定しました。グランプリを受賞したのは、ドレスメーカー学院の関口侑瑞記さんの作品です。関口さんの作品は、「話題性」を重視したデザインで、街で見かけたら思わずSNSにアップしたくなるような斬新なデザインとなっています。
関口さんは受賞コメントで、「まさか自分がグランプリに選ばれると思っていなくて、ものすごくビックリしました。今回デザインで一番意識したのは『話題性』です。街でこの警備服を着た警備員さんを見かけたら思わずSNSにアップしたくなるようなデザインにしました。また今回の受賞をうけ、将来デザイナーになりたという気持ちがさらに強まり、人の心に残る、記憶に残るような作品を創出していきたいと思います。」と語っています。
今回のコンテストで選ばれた2作品は、実際にユニフォームとして製作され、各校の文化祭や卒業展などで展示される予定です。また、AIKグループ各社での実際の警備現場での着用も予定されています。
AIKグループは、今後も産学連携プロジェクトを通じて、警備業界の活性化に貢献していくとのことです。