観光DXの新たな動き
2025-12-19 16:34:42

琉球銀行とグッドフェローズが観光DX推進でパートナー契約を締結

県内観光業を支える新たなパートナーシップ



琉球銀行と株式会社グッドフェローズは、沖縄県内の観光施設におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に関するパートナー契約を締結しました。この提携は、地域課題の解決を目的としており、特に観光業が抱える人手不足や業務効率化の課題を取り扱います。

パートナー契約の背景


琉球銀行は、2025年に向けた中期経営計画「Empower 2025」において、DXを地域の重要な課題解決の手段として位置づけています。特に、県内企業の人手不足や生産性向上の課題を解決するためにDX診断サービスを展開。これまでにも多くの経営者との対話を通じて支援を行ってきました。

グッドフェローズの役割


一方、グッドフェローズは業界内で知られる優れたPOSシステムを導入しており、全国で400以上の観光施設の管理を行っています。彼らは観光施設における人材不足という深刻な課題に対し、業務自動化や効率化を通じた具体的な解決策を提示してきました。今回の契約によって、両社の専門知識とサービスを結集し、沖縄の観光業におけるDXの加速が期待されています。

DX推進の具体的な取り組み


具体的には、琉球銀行が提供するキャッシュレス決済端末「VEGA3000」と、グッドフェローズが開発した観光施設向けのチケットPOS・営業支援システム「券作くん」の連携が2025年12月から始まります。これにより、沖縄県の観光施設でのチケット販売や入退場がスマート化され、来場者に対してストレスのない体験が提供されることになります。

海外需要にも対応


また、特にインバウンド需要が高い台湾からの観光客にも対応し、国内外の訪問者がスムーズに入場できるようにしていきます。2026年2月にはその第一歩として、首里城公園へのシステム導入が予定されており、運用の開始が待たれます。

地域経済の活性化に向けて


琉球銀行は、DXを通じて観光産業の人手不足や業務効率化といった地域の課題を解決する取り組みを進め、地域経済をさらに活性化させることを目指しています。地域企業との連携を深めることで持続可能な成長モデルの構築に一層貢献することが期待されています。両社のコラボレーションが、沖縄の観光業にどのような変化をもたらすのか、今後の動向に注目です。

企業情報


株式会社グッドフェローズ


  • - 所在地: 東京都武蔵野市中町1-15-5 三鷹Renolikeビル7F
  • - 設立: 1991年3月28日
  • - 資本金: 2,000万円
  • - 代表者: 磯部 昌美
  • - 従業員数: 114名(2025年9月1日時点)

このように、琉球銀行とグッドフェローズの新たなパートナーシップは、沖縄の観光業界にとって重要な転機となるでしょう。地域のニーズに応じた技術の導入や業務の改善を通じて、観光産業の発展に寄与することが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社 琉球銀行
住所
沖縄県那覇市久茂地1丁目11番1号
電話番号
098-866-1212

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