三井住友銀行と日米の次世代リーダー育成
株式会社三井住友銀行が、公益財団法人米日カウンシル-ジャパンと提携し、「TOMODACHI SMBC シャカカチリーダーシッププログラム」を始動することが発表されました。このプログラムは、日米の次世代リーダーの育成を目的としており、グローバルな視野を持ち、社会課題の解決に取り組む人材を育てるための取り組みです。
ボランティア精神でリーダーシップを発揮
米日カウンシルは、在日米国大使館との連携を通じて、教育や文化交流を促進し、次世代リーダーの育成を目指しています。三井住友銀行がこのプログラムにストラテジック・パートナーとして加わることで、より一層の協力体制が整い、リーダーを育てる基盤が強化される見込みです。特に、オードリー・ヤマモト代表理事は、三井住友銀行の参加を光栄に思い、「両国のリーダーを育成し、結びつける使命が強固になる事を期待しています」と語っています。
プログラムの概要
この「TOMODACHI SMBC リーダーシッププログラム」は、2025年10月から2026年3月までの6ヶ月間にわたり実施されます。対象は日本在住の大学生で、定員は20名。参加者は、解決したい社会課題を設定しながら自身のリーダーシップスタイルを深め、さらには社会的価値と経済的価値の両立について学ぶことが求められます。
実施スケジュール
- - 2025年6~8月:参加者募集
- - 2025年8月:オンライン面接
- - 2025年9月:選考結果通知
- - 2025年10月:プログラム開始
- - 2026年2~3月:米国研修
- - 2026年3月:最終報告会
毎月の研修を通じて、参加者はリーダーシップ開発や社会的価値創造に向けた具体的なアクションを設計し実践する能力を培います。特に、米国研修では、ニューヨークやワシントンDCで実際に社会的影響力を持つ企業や団体との交流を行い、グローバルな視点を融合させます。
SMBCグループの取り組み
SMBCグループは、大学との連携を進めながら社会課題解決を進める人材を育てるための支援を拡充しています。また、大学スポーツ応援プログラムや大学研究者支援プログラムなどを通じて、学業とスポーツを両立させる学生を支援するほか、研究者の活動を支援して日本の研究力を向上させる努力も続けています。
TOMODACHIイニシアチブの目指すもの
このようなプログラムは、TOMODACHIイニシアチブの一環でもあり、日米の若いリーダーが国際的な視野を持ち、協調的な未来を築く上で不可欠な要素とされています。震災後の復興支援の一環として生まれたこのイニシアチブは、教育や文化交流を通じて、国際関係の強化を目指しています。
このプログラムへの詳細や申し込み方法については、TOMODACHIイニシアチブの公式ウェブサイトであるwww.tomodachi.orgをご参照ください。未来の日本と米国を担うリーダーとしての成長を遂げる貴重なチャンスです。