『WORKSIGHT』24号が歩む鳥類学の深淵な世界
2024年8月6日、コクヨのオウンドメディア『WORKSIGHT』の最新号『WORKSIGHT[ワークサイト]24号 鳥類学 Ornithology』が発売されます。この号では、古代より人々と密接に関わりを持つ「鳥」に焦点を当て、その多様な側面を探る内容が展開されています。
鳥と人間の関係性
鳥は長い間、神話、芸術、科学といった様々な文脈で語られてきました。それは研究者や芸術家のみならず、一般の人々にも魅了される存在です。本号では、鳥類学という学問を中心に、民俗学、美術史、環境史などの視点から、鳥との共生関係を深く探求しています。
多角的なアプローチ
特集には、さまざまな専門家の視点が盛り込まれています。アカデミックな研究者だけでなく、音楽家や登山家、ゲームクリエイターなど、異なる職業の人々が個々の体験を通じて鳥と自然との結びつきを体感しています。例えば、野鳥好きの不動産屋が手掛ける「BIRD ESTATE」では、シジュウカラの生態を基にしたユニークな業態が紹介されています。これにより、我々の日常に潜む自然への理解が深まることが期待されます。
鳥の五感を知る
『WORKSIGHT』では、鳥を学ぶための多様なアプローチも展示されています。視覚や聴覚、触覚といった五感をフル活用することで、私たちの理解は一層深まります。アメリカのオーデュボン協会の専門家と共に、鳥を「見る」「聴く」「触る」「嗅ぐ」「味わう」という多角的な知識の探求が行われているのです。このように、鳥に関する理解を広げる新しい試みがなされています。
鳥がもたらす文化的象徴
巻頭言では、鳥が自由や希望の象徴として描かれる背景について考察されています。画家パウル・クレーにインスパイアされた「さえずり機械」から、現代の我々が再発見するべきものがあることを強調しています。また、柳田國男の民俗学を基にした「野鳥雑記」にも触れ、鳥があらゆる文化圏でどのように受け入れられてきたかを明らかにします。
鳥を通じて拓かれる自然との共生
最新号『WORKSIGHT 24号 鳥類学 Ornithology』は、鳥を巡る知識と文化の再発見を促す特集です。我々の生活の中に潜む自然との共生を見直し、それを通じて新たな視点を提供する一冊となっています。この貴重な機会をぜひご利用ください。未来社会の在り方や文化の理解を深めるために、普段とは違った視点からの読書体験をお楽しみいただけることでしょう。
書籍情報
『WORKSIGHT』24号は、A5変型サイズで128頁、定価は1800円(税別)です。興味のある方は、発売開始後に各書店で手に入れてみてください。
詳しい情報や購入は、
こちらからご覧いただけます。
自律協働社会を考える上での一助となるこの一冊、あなたの生活にも新たなインスピレーションをもたらすことでしょう。