多文化共生授業
2025-09-08 15:22:24

熊本大学が桜十字グループと共創する多文化共生授業始動

熊本大学と桜十字グループが手を組む多文化共生授業



熊本大学文学部は、桜十字グループと連携し、地域課題に焦点を当てた新しい授業『情報技術応用演習』を開始しました。この授業では、未来のキャリアを意識しながら、多文化共生の重要性を学ぶことを目指しています。

外国人材と多文化共生の背景


桜十字グループは、医療や介護を中心に多くの外国人と関わる機会が増えている地域です。熊本県では、半導体大手TSMCの進出による産業の発展も加わり、相次ぐ外国人労働者の受け入れが進行中。2025年には県内の外国人人口が28,000人を越える見込みで、前年比+24.2%と全国で最も高い増加率を記録しています。これにより、多文化共生の推進が地域社会においてますます重要なテーマとなっています。

桜十字グループは、単なる受け入れだけではなく、日本語教育や介護に関するスキル研修の実施を通じて、質の高い介護の提供を目指しています。こうした取り組みを通じ、外国人が地域で安心して活躍できるような環境づくりを進めています。

授業の目的と内容


今回の授業では、学生が実際に桜十字病院でフィールドワークを行い、働く外国人材へのインタビューを通じて地域のリアルな課題に触れます。学生たちは、そこから得た知見をもとに解決策を考える力を養うことが期待されています。

この授業は大きく三つのセクションに分かれています。

1. ### インプット(Input)
学生に地域共生社会の本質や熊本における課題を整理し、課題解決の方法論やツールを学ぶことを目的とします。

2. ### フィールドワーク(Fieldwork)
熊本での実際の勤務地を訪れ、外国人たちの「困りごと」や「悩み」を探ることを通じて、リアルな課題を理解します。

3. ### アイディエーション(Ideation)
グループごとに熊本の多文化共生を進めるための具体的な企画を考案します。その過程で、アイデアの生成から選択、開発へと進みます。

最終日には、学生たちが考案した企画を公開の場で発表するプレゼンテーション・コンテストが実施されます。審査員には、地域の「産・学・官・金・媒」を代表する著名な方々を招き、アイデアが実際の地域活動に結びつくことを目指します。

期待される効果


この授業を通じて、学生は熊本の地域課題を自分ごととして捉える能力を養い、現実的かつ共感的な解決策を考え出す力を身につけます。また、授業で生まれたアイデアは、地域の各機関と連携して実現される可能性が高く、多文化共生の推進に寄与することを目指しています。

桜十字グループは、学生たちにリアルな学びの場を提供することで、地域の課題解決に貢献し、次世代の人材育成を支援してまいります。

桜十字グループの取り組み


桜十字グループは、2005年から熊本に拠点を置き、医療や介護の分野で広範な事業を展開しています。「WELL-BEING FRONTIER」を掲げ、医療だけでなく、精神的・社会的な生活の質の向上にも貢献しています。

これからの時代、あらゆる世代が安心して生きる社会の実現を目指し、桜十字グループの活動は続いていきます。


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会社情報

会社名
株式会社桜十字
住所
東京都港区麻布台1丁目3-1 森JPタワー27階
電話番号
03-6450-1734

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