株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)は、2023年7月17日付で国連大学が主宰する「国連大学グローバルAIネットワーク」に加盟しました。このネットワークは、世界中のAIに関わる課題を解決するためのプラットフォームとして、様々な団体と協力して活動しています。現在、76の団体が加盟するこのネットワークは、学術界、民間企業、政策立案者、市民社会といった多様な視点を統合し、包括的な解決策を模索しています。
加盟の背景には、弊研究所が提唱する「Pax Japonica」、つまり日本による平和の実現を目的とした活動があります。国際的な協力なくしてはこのビジョンは達成できないと考えており、AIによる革新的な解決策を通じて国際的な課題に貢献する意欲を持っています。この理念のもと、私たちは国連大学とのさらなる共同プロジェクトに積極的に取り組む所存です。
加盟後、初めての活動として、8月5日に行われた第1回オンラインミーティングに参加しました。セッションでは、国連大学学長のトゥシリッジ・マルワラ教授と、マカオ所長のジンボ・ファン博士が、ネットワークの現状や今後のガバナンスについて説明しました。議論には、AI研究の未来から、地域社会への影響まで、多岐にわたる話題が取り上げられ、今後の活動計画も発表されました。
今回の参画は、弊研究所にとっても新たなステージへの第一歩となります。AIはあらゆる分野における課題解決の鍵を握っており、それを通じて国際的な連携を深めることは重要です。私たちは、AIを活用して日本国内外の問題に積極的に立ち向かい、持続可能な未来のための道筋を示すことを目指しています。
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所は、国内外の情勢を分析し、未来のシナリオを描くことを役割としたシンクタンクです。2007年に設立され、特に中小企業の支援に力を注いでいます。会員制サービスを通じてニーズを把握し、約1600名のメンバーに向けて最新の調査分析を提供しています。最近では、私たちのレポートは国際的にも注目を集めており、2020年のシンクタンク評価では、日本から唯一「注目すべきシンクタンク」に選ばれました。
今後は、国連大学との共同プロジェクトを通じて、より良い社会を実現するための実践的な取り組みを続けていきます。我々の活動が、AIの力を通じて新たな解決策を提供できることを期待しています。