天田財団の国際交流助成申請
公益財団法人天田財団(神奈川県伊勢原市)は、塑性加工とレーザプロセッシングの分野において国際交流を促進するため、2025年度後期の助成申請を受け付けることを発表しました。このプログラムでは、約720万円の助成金が用意されており、特に若手研究者の育成を目的としています。
助成の目的と対象分野
今回の助成は、金属、プラスチック、ガラス、CFRP、セラミックス、複合材料などの塑性加工及び高密度エネルギーを利用したレーザ加工技術に関連した研究と調査を対象としています。これにより、該当分野の国際交流を進め、技術の普及と啓発に寄与することを目指しています。
助成プログラムの詳細
2025年度後期は、特に「人を育て知を拓き未来を創る」という理念のもと、若手研究者を対象とした助成プログラムを設けています。応募資格としては、2026年3月31日現在で満39歳以下で、過去に当財団の国際交流助成を受けたことがないことが求められます。
対象者と応募条件
助成の対象となるのは、日本国内の大学、大学院、高等専門学校、そして国公立及びそれに準ずる研究機関に所属する研究者です。特にポスドクや国内の学協会に所属する研究団体の研究者も含まれますが、学生や大学院生は対象外となります。国籍に制限は設けられていないため、海外からの応募も可能です。
応募期間と方法
応募は2025年10月1日から2025年12月20日まで受け付けており、詳細な募集要項と申請手続きは公式ウェブサイト(
こちら)から確認できます。助成金の総額は約720万円に達し、選考を通過した応募者にはこれを分配する形で支援を行います。
最後に
天田財団の助成プログラムは、研究者たちが持つ新しいアイデアや技術を国際的に広めるための重要なステップとなります。ぜひ多くの若手研究者がこの機会を活用し、国際交流に参加することを期待しています。前向きな交流活動が未来の科学技術をより豊かなものにするでしょう。
この助成制度を機に、さらなる技術革新を促進し、より良い社会の実現に向けて共に歩んでいきましょう。