ダイバーシティの重要性を再確認！新入社員研修でブラインドサッカー体験

ニチバンの取り組みと新入社員研修

2015年に設立されたニチバン株式会社は、社会貢献活動の一環として、ブラインドサッカーを利用した研修プログラム、『OFF T!ME Biz』を新入社員向けに実施しました。このプログラムの目的は、参加者に多様性を理解してもらい、チームビルディングの重要性を体感してもらうことです。

この研修は、2025年4月7日（月）に行われ、NPO法人日本ブラインドサッカー協会の協力を得ています。昨年度に続いての開催となるこのプログラムでは、参加者が視覚を閉じた状態でブラインドサッカーのゲームを体験します。

視覚を閉じたコミュニケーションの重要性

ブラインドサッカーの体験では、参加者は協力してボールを扱い、ゴールを目指します。視覚が制限される中でのプレーは、信頼関係やコミュニケーションの重要性を再確認させるものです。参加者はお互いの声に耳を傾け、相手の意図を理解するスキルを磨きます。

また、役割分担の重要性も体感することができるため、チームとしての一体感を持つことの大切さが身に染みる瞬間です。こうした体験は、普段の業務にも応用可能なスキルを育む一助となります。

社会貢献活動の一環としての取り組み

ニチバンは、2018年より日本ブラインドサッカー協会とのサプライサービスパートナー契約を結び、大会の運営に必要な粘着テープ製品を提供するなど、ブラインドサッカーの普及に貢献しています。この取り組みを通じて、視覚障がい者と健常者が共生できる社会を実現することを目指しています。

ブラインドサッカー協会の理念

NPO法人日本ブラインドサッカー協会は、視覚障がい者の地域社会における活動を促進し、障がいの壁をなくすための啓発活動を行っています。理事長の金子久子氏は、”視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現”することをビジョンに、この競技の普及に尽力しています。
公式サイトでは活動内容やイベント情報が詳しく掲載されており、興味のある方には特におすすめです。
日本ブラインドサッカー協会

まとめ

ニチバンのブラインドサッカー研修『OFF T!ME Biz』は、新入社員に対して多様性の理解を促し、チームビルディングのスキルを育む貴重な機会となっています。今後も同社は、ブラインドサッカー協会との連携を強化し、さらなる社会貢献を目指す方針です。共に助け合う社会を推進するための取り組みに、今後も注目が集まることでしょう。