ロベコが欧州市場に初のアクティブETFを導入し投資の新たな選択肢を提供

ロベコ、欧州市場に初のアクティブETFをローンチ



2024年10月15日、ロベコは欧州市場に対して初のアクティブ上場投資信託(ETF)を発表しました。これは、フランクフルト証券取引所に上場し、今後数ヶ月内に他の証券取引所でも取引が開始される予定です。ロベコは長年にわたってリサーチを基盤とした革新的な投資ソリューションの提供に努めており、今回の数本のアクティブETFを通じてその取り組みを拡充させています。

ロベコは新しいETFを、エンハンスト・インデックス運用とクオンツ運用の強みを結集して設計しました。これには、ロベコ3Dグローバル・エクイティUCITS ETFやロベコダイナミック・テーマ・マシンUCITS ETFといった、他にない商品の展開が含まれます。これにより、投資家がさまざまなニーズに応じて投資的メリットを享受できるよう、既存のミューチュアル・ファンドや個別運用口座を補完する形での商品構成が実現されました。

ロベコの最高経営責任者(CEO)のKarin van Baardwijkは「アクティブ運用の専門知識をETFに活用することは、ロベコにとって重要な一歩であり、さまざまな顧客ニーズに応じた革新的な投資ソリューションを提供することへの取り組みを示すものです。」と語っています。この新しいアクティブETFは、ETFの構造的メリットに加え、アクティブ運用およびサステナビリティに対する価値を付加しています。

3D ETFの特長


ロベコは20年以上にわたり、経験に基づいたエンハンスト・インデックス戦略を通じて、超過収益を達成しています。近年、投資家はサステナビリティを重視する傾向が強まっていますが、リスクとリターン、サステナビリティのバランスを取ることが求められています。ロベコの3Dアプローチは、これらの要素のバランスを図るための最適化プロセスを利用しており、予め決められたターゲットに基づくフレキシブルな投資が可能です。

ロベコのETF責任者であるNick King氏は、アクティブ運用の歴史とサステナブル投資における同社のリーダーシップを強調しながら、3D ETFの開発が他のパッシブ商品に代わる魅力的な選択肢を提供するものであると説明しています。また、ダイナミック・テーマ・マシンETFは、データとAIを利用して投資テーマのトレンドを迅速に把握し、成長機会を捉えることを目指しています。

ダイナミック・テーマ・マシンETFの特性


このETFは、ロベコの先進的なクオンツ運用能力を活かした独自の仕組みにより、新しい投資テーマを迅速に特定し、ポートフォリオを柔軟に調整することが可能です。自然言語処理や高度なアルゴリズムを駆使し、従来のテーマ型ETFの課題に対する解決策を提供します。これは、成長機会を市場に先駆けて捉えるための戦略的アプローチです。

ロベコが今回上場させた新しいアクティブETFには、以下のものがあります:
  • - ロベコ3Dグローバル・エクイティUCITS ETF (3DGL)
  • - ロベコ3D USエクイティUCITS ETF (3DUS)
  • - ロベコ3Dヨーロピアン・エクイティUCITS ETF (3D3D)
  • - ロベコ・ダイナミック・テーマ・マシンUCITS ETF (RDYN)

これらの新しいアクティブETFの詳細は、ロベコの公式ウェブサイトにて確認できます。ロベコは、投資家に最適な選択肢を提供し続けるため、革新を追求していくことでしょう。

会社情報

会社名
ロベコ・ジャパン株式会社
住所
東京都港区六本木1-4-5アークヒルズサウスタワー6階
電話番号

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