山梨の郷土料理「みみ」が未来の海を描く
山梨県の富士川町では、地域を代表する郷土料理「みみ」が新たに登場します。この商品は、子どもたちが描いた「未来の海」をパッケージに使用した限定商品で、一般社団法人海と日本プロジェクトinやまなしと株式会社富士川のコラボにより実現しました。子どもたちの創造力を活かし、未来の海の重要性を伝える試みが評価されています。
子どもたちの想いを込めた商品
この「みみ」は、2024年8月に行われる海と山梨のつながりを学ぶツアーを通じて生まれました。小学5・6年生が描いた「未来の海」のイラストは、子どもたちが実際に体験した「イワシを使ったみみ作り」に触発される形で誕生しました。この体験では、海が生み出したイワシの出汁を使用し、山梨の伝統的な料理を学ぶことで、自分たちが住む内陸地域でも海を守ることができるという教育的なメッセージも込められています。
限定パッケージの詳細
「富士川町十谷郷土料理みみ」は、150g入りで価格は474円(税込)。発売日は2024年12月6日から2025年3月31日までで、山梨県富士川町の「つくたべかん」、「道の駅富士川」、そして「かじかの湯」の3か所で取り扱われます。また、この「みみ」を引き立てるためのイワシ出汁(8パック・税込788円)も販売され、商品の魅力が増されます。このコラボレーションは、海を未来へ引き継ぐための日本財団「海と日本プロジェクト」の取り組みの一環であり、次世代の海洋環境について啓発を行います。
「みみ」の歴史
「みみ」とは、山梨の郷土料理であり、その名は農機具の「箕(み)」に由来しています。今回のプロジェクトに参加した子どもたちは、生地を手でこねて箕の形に整える工程を楽しみました。イワシ出汁の使い方を学びながら、海にない山梨で育まれた料理の背景に込められた環境問題への意識も高まったことでしょう。
海とのつながりを意識する取り組み
この活動は、海と人々のつながりを再確認する重要な機会となっています。子どもたちの描く未来の海の姿は、私たちが守るべき美しい海の姿であり、その実現に向けたアクションが呼びかけられています。今後も海と日本プロジェクトを通じて、山梨県民が海の大切さを理解し、日常生活でも取り組むことが必要です。
まとめ
山梨県富士川町において、子どもたちの未来の海を描いたパッケージの商品「富士川町十谷郷土料理みみ」は、地域と環境への意識を高める素晴らしい取り組みです。限定パッケージの発売をぜひお楽しみに!これからの未来を担う世代へ、美しい海を引き継いでいくためには、私たち一人一人の意識が重要です。