新型コロナと人出
2020-08-13 13:00:02

新型コロナ影響下の原宿・銀座:人出減少とマスク使用状況相変わらず

新型コロナウイルスの影響が続く中、都内の店舗に対する時短営業要請が解除された初めての週末となった2020年8月8日、その結果が調査されました。原宿と銀座、2つの主要なエリアにおいて人出の状況が明らかとなりました。

原宿における通行量の減少


調査によれば、原宿の神宮前交差点付近における通行量は、前回の6月と比較して約30%も減少しました。具体的には、6月の通行量が31,000人であったのに対し、今回の調査では22,000人と大きな落ち込みを見せています。このデータは、観察員が毎時間20分間の計測を行い集計した結果です。

銀座も厳しい状況


銀座四丁目交差点付近においても同様の傾向が見られました。前回調査時の29,000人に対して、今回の通行量は23,000人で、およそ20%の減少が報告されました。ただし、原宿に比べ減少率は緩やかでした。銀座における通行者の外国人比率は、前回と変わらないものの、原宿では外国人の割合が減少していることも懸念されています。

年代別の動向


年代別では、原宿において10代の通行者数が特に目立って減少しており、前回比で約12%の減少。対照的に20〜30代は微増し、7%が増加しています。一方で、銀座では40〜50代の通行者がやや減少したものの、特に20〜30代が5%増加している点が注目されます。

マスク着用の実態


通行者のマスク着用状況については、原宿・銀座ともに9割以上がマスクを着用しているという高い使用率が示されました。原宿では前回比2%増加し、銀座では3%減少の報告がありました。これは、依然として感染防止に対する意識が高いことを示しています。

今後の展望


この調査結果は、引き続き新型コロナウイルスの影響を受けた状況を反映しています。特に、10代の通行者数の大幅な減少は、特定の世代への影響を示唆する一因となっています。今後の調査により、さらなる変化が把握されることでしょう。次回の調査は9月下旬から10月上旬の予定です。詳細なレポートは、通行量ドットコムでご確認いただけます。

このように、原宿と銀座の商業エリアは、新型コロナウイルスの影響を強く受け続けており、さらなる情報の提供が待たれています。お問合せは株式会社フェイス・コムまでお気軽にどうぞ。

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