生成AIとGluegent Flow
2024-10-18 19:24:43

サイオステクノロジー、生成AIを駆使した新機能を「Gluegent Flow」で発表

サイオステクノロジーが「Gluegent Flow」に新機能追加



サイオステクノロジー株式会社は、新たに生成AIを活用した「ユーザーアシスト」機能を自社のクラウドワークフローサービス「Gluegent Flow」に導入することを発表しました。クローズドβ版は2024年11月より提供予定で、正式版は2025年1月中旬にリリースされる見込みです。この新機能は、申請業務や承認プロセスの効率化を図り、ユーザーがより迅速かつ効果的にタスクをこなせるよう支援します。

背景



経済産業省の発表によると、デジタルトランスフォーメーション(DX)が産業界で進展しているにもかかわらず、中小企業などでは導入が遅れている実情があります。企業がDXを推進する際の主な障害として「ITに関わる人材の不足」が挙げられ、多くの企業がスムーズにDXを進められないという調査結果が出ています。サイオステクノロジーは、「働く人が能力を最大限に発揮できる環境づくりを支援する」というビジョンのもと、企業のDXの推進を支えています。この度、ユーザーからの声を受けて、生成AIを活用した新機能の開発に至りました。

新機能の概要



一般ユーザー向け機能: タスク要約


「ユーザーアシスト」の一般ユーザー向け機能では、タスクを優先処理する助けとなる「タスク要約」機能が追加されます。この機能を使えば、タスク一覧から要約ボタンを押すことで、重要な情報を自動的に表示し、一つずつ申請内容を確認する手間を軽減します。

一般ユーザー向け機能: スマートモデル検索


さらに、申請時に最も適切なモデルを選ぶための「スマートモデル検索」機能も追加。この機能では、自然言語による質問から関連するモデル候補を表示し、利用者が直面する「どのモデルを選べば良いかわからない」との悩みを解消します。

管理者向け機能: スクリプト自動生成


管理者向けには、スクリプト自動生成機能が提供され、条件分岐などを組み込んだ柔軟なモデルを簡単に作成できるようになります。専門的なIT知識がないユーザーでも、自然言語での指示に基づいてスクリプトを生成できるため、複雑なカスタマイズが可能になります。このように、サイオステクノロジーの新機能は、ユーザーの多様なニーズに応える設計がなされています。

「Gluegent Flow」について



「Gluegent Flow」は、申請・承認・決裁業務に特化したクラウドワークフローサービスであり、2011年より多くの企業に親しまれてきました。このシステムは柔軟な設計が特徴で、様々な業務のひな型や承認の流れを自由に設定できます。また、Google WorkspaceやMicrosoft 365といった外部プラットフォームとの連携も可能で、業務の生産性を大いに向上させることが期待されています。

サイオステクノロジーのビジョン



サイオステクノロジーは、オープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションを基本に、ダイナミックなテクノロジー環境における新たなソリューションの提供を追求しています。特に近年はDXやAI技術の分野に力を入れ、より多くの企業のデジタルシフトをサポートしています。企業の成長を促すだけでなく、社会全体の発展に寄与することが目指されています。

新機能「ユーザーアシスト」の詳細情報は、公式サイトの こちら から確認できます。今後の提供にも期待が高まります。


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会社情報

会社名
サイオステクノロジー株式会社
住所
東京都港区南麻布 2-12-3サイオスビル
電話番号
03-6401-5111

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