飛騨高山で開催される第22回雫宮祭の詳細
岐阜県高山市にて、春の訪れを祝う祭り「第22回雫宮祭」が、令和7年3月16日(日)に開催されます。このイベントは、地域の伝統文化を称えるために始まったもので、近年では「神のしずく」と名付けられた御神酒の完成を祝う祭典として、地元の人たちに広く親しまれています。以下に、雫宮祭の魅力とイベントの詳細をご紹介します。
雫宮祭の始まりと目的
雫宮祭は、平成15年からスタートし、地域の豊穣を願う神事と共に、商売繁盛を祈願しています。地元の若者たちが酒樽神輿を担いで街を練り歩く姿は壮観で、飛騨高山の街にエネルギーを与えます。この神輿担ぎは、地域の誇りと伝統を継承する大切な役割を果たしています。
祭りのハイライト
酒樽神輿の巡行
祭の大きな見どころは、高山陣屋前広場からスタートする神輿の巡行です。この行列は街中を賑やかに練り歩き、観客を楽しませます。歩荷が始まるのは午前9時30分で、その後、様々な儀式が行われます。
入水神事
特に注目されるのが宮前橋の宮川河川敷で行われる「入水神事」です。ここでは、「人」「酒」「神輿」が一体となり厄払いを行います。神輿を担いだ若者たちが川に入る姿は、圧巻の景観です。入水神事の後には、手筒花火が打ち上げられ、見物客を楽しませてくれます。
限定御神酒の販売
また、祭りの日には、実行委員会が育てた酒米を使用した御神酒「神のしずく」が特別に販売されます。この機会にしか味わえない新酒をぜひお楽しみください。
地元アーティストとキッチンカー
雫宮祭では、地元のアーティストによるパフォーマンスや、各種キッチンカーも出店します。地域の特産物を楽しみながら、音楽やパフォーマンスを楽しむことができ、観客同士の交流も促進されます。
今年のタイムスケジュール
- - 09:00 神酒のお清め(飛騨一宮水無神社)
- - 09:30 歩荷スタート、開会宣言
- - 10:20 歩荷陣屋会場到着
- - 10:30 鏡割り式
- - 11:00 日枝神社御旅所神事
- - 11:30 神輿巡行スタート
- - 13:15 めでた、入水(宮前橋河川敷)
- - 13:30 神輿出発
- - 15:00 閉会式(陣屋会場)
お問い合わせ
祭りに関する問い合わせは、雫宮祭実行委員会(高山商工会議所内)までご連絡ください。
住所:〒506-8678 岐阜県高山市天満町5丁目1番地
電話:0577-32-0380
FAX:0577-34-5379
この特別な春の祭りに是非参加して、地元の人々と共に楽しむひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。雫宮祭は、飛騨高山の文化と伝統を一緒に祝う素晴らしい機会です。新酒の香りとともに、温かいおもてなしが待っています。