食料問題を考える
2022-09-22 16:15:07
「世界食料デー」月間が始まる!食料問題を考える重要な期間
毎年10月は「世界食料デー」月間です。この特別な期間に、私たちは食料問題について真剣に考える機会を持ちます。「世界食料デー」は、国連が定めた日で、食料不足に苦しむ人々のために行動することが大切であることを思い起こさせるものです。まず、食料問題の現状を把握することが必要です。
持続可能な開発目標(SDGs)には、2030年までに「飢餓をゼロに」という目標が掲げられています。しかし、2022年には世界で飢餓に苦しむ人数が約8億2800万人に達し、その原因はコロナウイルスの影響や気候変動、紛争などが挙げられます。特に、干ばつや大雨、さらには食料価格の急騰は、私たちの生活にも影響を与えており、家庭の負担が増す一方です。
「世界食料デー」月間は、このような状況に対処するための重要な場です。今年のキャンペーンには、特定非営利活動法人アフリカ日本協議会やハンガー・フリー・ワールド、そして国連食糧農業機関(FAO)が協力し、全国各地で様々なイベントやアクションを行います。例えば、フードロスやフードシステムの改善についてのシンポジウムやワークショップが予定されています。これらのイベントは、参加者が自らの思いや意見を発信し、問題解決に向けての取り組みを考える絶好の機会です。
また、呼びかけ団体は、動画や報告書、ガイドなど様々なツールを提供しています。これらの資料を利用して、自分自身や周囲の人々に食料問題についての理解を深め、持続可能な社会を築くための行動を促していくことが重要です。
全国各地でのイベント情報は、特設サイトで確認できます。是非、参加し、積極的に行動に移してみてください。この「世界食料デー」月間を通じて、あなた自身ができることを考え始めるきっかけにしてもらえればと思います。
私たち一人ひとりの小さな行動が、世界の飢餓問題を解決する力となります。そして、「すべての人に食料を」という基本的人権の実現に向けて、共に歩み続けましょう。「世界食料デー」月間は、その第一歩といえるでしょう。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド
- 住所
- 東京都千代田区飯田橋4-8-13山商ビル8階
- 電話番号
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