淡路島の遊覧船が実施した防災訓練、その背景と成果とは?
淡路島で「うずしおクルーズ」を運営するジョイポート淡路島株式会社は、総合防災訓練を実施しました。その目的は、地域特産の素麺を利用した非常食の提供手順を確立することです。今回は、その概要や訓練の成果について詳しくご紹介します。
訓練の背景
南あわじ市の「道の駅福良」は、南海トラフ巨大地震発生時に津波の影響を受ける地域に位置しています。遊覧船「咸臨丸」が運航中に何らかの発災が発生した場合、船は洋上で待機することになります。そのため、乗客への非常食の円滑な提供が求められます。
実施概要
この防災訓練は、令和7年11月16日の12:00から12:30まで行われ、約30名の参加者が集まりました。訓練内容としては、地元福良の特産である素麺を使用し、にゅうめん(煮麺)の調理と提供を行いました。参加者は実際に調理をしながら手順を学び、非常時に備えた準備を整えました。
用いる素麺の特性
訓練で使用された素麺は、淡路島特有の手延べ製法で作られたもので、高品質が特徴です。乾麺であるため長期間の保存が可能で、非常食として非常に適しています。今後、発災した場合に備えて、これらの素麺を船内に常備する検討も進めています。
訓練の成果と今後の展望
訓練を経て確認できたのは、非常食の調理手順や提供動線が円滑に行えることでした。この成果を基に、今後も観光地における防災体制の強化を図り、安全なクルーズ体験を提供するため、準備を進めていきます。
うずしおクルーズ基本情報
「うずしおクルーズ」は、淡路島から世界最大級の渦潮を体験できる約1時間のクルージングです。営業日や出航時刻については公式ホームページで確認できます。料金は中学生以上が3,000円、小学生が1,500円、幼児は大人1名につき1名が無料です。
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公式ホームページ:
うずしおクルーズ
この訓練を通じて、観光業においても防災の重要性が再認識される結果となったわけですが、より安全な環境づくりに向けた取り組みは、今後も続いていくことでしょう。