粧美堂、横須賀市にサステナブルなベンチを寄贈
粧美堂株式会社は、神奈川県横須賀市における地域振興を目的に、企業版ふるさと納税を通じて寄附を行い、2025年2月5日に人工芝片から製作されたベンチを贈呈しました。この取り組みは「SHIBA-Upプロジェクト」の一環で、地域資源を活用した持続可能な社会の実現を目指しています。
SHIBA-Upプロジェクトの背景
このプロジェクトは、一般社団法人F・マリノススポーツクラブと横須賀市が協力し、人工芝のアップサイクルを通じて地域創生を促進するものです。粧美堂は、2022年からこの取り組みに積極的に参加しており、横須賀市へ寄附を続けてきました。特に、学校での海洋プラスチックごみに関する啓発授業や、人工芝片から作られたマーカーコーンの贈呈が実施されました。
ベンチの贈呈式
ベンチの寄贈に際して、横須賀市役所で感謝状贈呈式が行われました。この式典には、横須賀市の上地克明市長と粧美堂の代表取締役社長である寺田正秀氏、F・マリノススポーツクラブの金澤徹哉代表理事が出席しました。彼らは地域の未来に向けた取り組みの重要性を強調し、地域社会との協力関係を深めることの意義を語りました。
ベンチのデザイン
贈呈されたベンチには、SHIBA-Upプロジェクトのロゴと粧美堂の名前が記載されています。このベンチは、アスリートや地域住民が気軽に利用できるように、公園や学校の近くに設置されています。地域の人々がこのベンチを利用することで、環境問題に対する意識を高める目的も兼ねています。
今後の展望
粧美堂は今後も横須賀市の地域創生事業を支援し続ける意向を示しています。企業としての社会的責任を果たし、環境に優しい活動を推進しながら、地域社会への貢献を強化する考えです。これにより、地域と企業の結びつきをさらに深め、新たな価値創造を目指していくことでしょう。
企業概要
粧美堂株式会社は、多岐にわたるコスメや健康商品を取り扱う総合企画メーカーです。自社ブランドを展開し、OEM事業を通じて国内外へ商品を供給しています。また、2020年にはビューティードア株式会社を傘下に入れ、製造能力の強化を目指しています。これからも地域貢献活動とともに、持続可能な社会を実現するための取り組みを進めていくことでしょう。