株式会社ソケッツ、福岡にアジア準備室を設置
株式会社ソケッツは、本日開催された取締役会で福岡市にアジア準備室を新たに設けることを決議しました。この準備室は、令和7年12月26日を開設予定日としており、福岡県福岡市中央区天神の福岡天神フコク生命ビルの15階に位置します。
福岡がアジア市場へのゲートウェイに
福岡は、地理的にアジア各国に近接しているため、新規事業創出に適した環境が整っています。この地域にアジア準備室を設置することで、ソケッツはアジア市場への参入を加速させる狙いがあります。
また、ソケッツは日本のIP(知的財産)を基盤にしたコンテンツ産業のさらなる発展を目指し、アジア市場に強い事業基盤を築くことで、企業価値の向上に寄与することを目指しています。具体的には、アジア各国での事業展開を通じて、新たな収益の源泉を確保する計画です。
中長期的なビジョン
今回の支店設置による短期的な業績への影響は少ないとされていますが、中長期的にはアジア市場でのIPビジネス拡大が企業価値の向上に大きく貢献する見込みです。これにより、ソケッツは継続的な成長を図るだけでなく、日本のコンテンツ産業の国際的な競争力を高めることにもつながります。
データサービスによる独自の強み
ソケッツは、独自のメタデータと感性AIを駆使したデータサービスを提供しており、日本のエンターテインメント・コンテンツに関する一貫したデータベースとして、質の高い情報を世界中に発信しています。KDDI、NTTドコモ、LINE MUSIC、レコチョク、楽天グループ、HJホールディングス(「Hulu」サービスを展開)などの企業と連携し、豊富なデータ関連サービスを展開しています。
さらに、集英社やハースト婦人画報社、CEメディアハウスなどとも協業し、感性データや感性AIを活用したインターネット広告やマーケティングサービスを提供しています。これにより、ソケッツは業界内での独自の立ち位置を確立しています。
今後の展開
新しいアジア準備室の開設を通じて、ソケッツはグローバルな視野を持ちながら事業展開を進めていく考えです。今後も、新たな情報の開示があれば速やかにお知らせする意向を示しています。日本のコンテンツ産業がアジア市場でますます成長を遂げる中、ソケッツの取り組みに注目が集まります。