実物の金と交換可能な新たな暗号通貨TMTG
最近注目を集める暗号通貨「TMTG」は、本物の金(GOLD)との交換が可能というユニークな特徴を持っています。このプロジェクトを推進するのは、韓国のソフトウェア開発会社Digital Gold Exchange(DGE)のCEO、De-gi Kwag氏です。8月30日、彼が来日し、初めてのメディアインタビュー会を開催します。この機会は、ブロックチェーンや仮想通貨に関心のある方々にとって、貴重な体験となることでしょう。
TMTGプロジェクトの背景
近年では、ブロックチェーン技術の進化によって様々な仮想通貨が誕生し、多くの人々が実物の貨幣を使ってこれらの通貨を購入しています。しかし、具体的かつ実用的な価値を有する仮想通貨は依然として不足しているため、利用者の離脱も進んでいるのが現状です。このような背景から、DGEは長らく価値の象徴とされてきた金に着目し、実物の金とデジタル通貨を結びつける生態系を構築するというビジョンを掲げました。
プロジェクト名の「TMTG」は「The MIDAS Touch」の略で、「触れるものすべてを金に変える」という意味が込められています。このプロジェクトの狙いは、脱中央集権的なブロックチェーンを通じて、実物の財貨と仮想通貨が直接連携できるエコシステムを築くことです。
TMTG Tokenの進展
TMTG Tokenは今年の7月にICOを終え、8月にはIDCM取引所及びCoinsuper取引所に上場することに成功しました。さらに、8月末から9月にはCoinBene、Tideal、Coinzipなどの取引所への上場も決定しています。来年2月にはダイアモンド取引が始まる予定で、アジアを中心に大きな関心を集めています。
このトークンは、DGEが提供するプラットフォーム上でだけ取引され、DGE内でTMTGを用いてデジタルゴールドMDGを購入することができます。特筆すべきことに、1MDGは実際のゴールド1gと等価換算されており、提携する金交換所で本物のゴールドバーに交換することが可能です。このため、ICO前から多くの注目を集めていました。
韓国からのCEO来日インタビュー
今回のインタビュー会では、DGEのCEO、De-gi Kwag氏がメディアに対し、TMTGプロジェクトの詳細やブロックチェーンにまつわる考え方について詳しく語ります。Kwag氏は長年システム開発に従事しており、ブロックチェーンや仮想通貨に関して高い専門知識を持っています。日本ではまだ情報が不足しているこの分野なので、彼の見識を通じてアジアのブロックチェーンや仮想通貨の現状を知る絶好の機会となるでしょう。
インタビュー概要
場所: 東京都港区六本木7-15-17ユニ六本木ビル9階E号室
日時: 2018年8月30日(木)11:00〜15:00
インタビューは6コマに分かれており、希望者は先着順で申し込みが可能です。韓国語から日本語の通訳も用意されています。
インタビューに興味がある方はこちらのフォームからお申し込みください:
インタビューフォーム
CEOの略歴
De-gi Kwag氏は1982年12月10日生まれで、サムスンやCJ、Wemakeprice等々、多くの企業で電子商取引やシステム開発を手掛けてきました。現在はDigital Gold ExchangeのCEOとして、リサーチや開発を主導しています。
TMTGプロジェクトの今後
今後の予定としては、2019年2月にダイアモンド取引がスタートし、2020年にはメインネットテストが始まる見込みです。TMTGプロジェクトの進捗とともに、仮想通貨と実物資産の融合がどのように果たされていくのか、大きな注目が集まります。
私たちは、ブロックチェーン技術がもたらす未来に期待しながら、TMTGが実現する新たな価値の形を見守っていきたいと思います。