ACWEBによる2025年フリーランス職種調査
IT業界における企業およびフリーランスエンジニアのマッチングサービスを提供する株式会社ACWEBは、2025年3月の時点で契約中のフリーランス技術者を対象に、最も多く稼働している職種のランキングを発表しました。この調査は100名の技術者に基づき、契約管理情報を元に集計されたものです。
調査の概要
今回の調査は、2018年3月から2025年2月までに契約を終了した技術者を除外し、現時点で契約中のフリーランス技術者を対象としています。その結果、様々な職種における稼働数が明らかになりました。
トップ職種の発表
最も多く稼働していた職種は、
PHPエンジニアで16名という結果が出ました。この職種はサーバーサイド開発の需要が高く、安定した市場ニーズを持っていることが示されています。次に多いのは
フロントエンドエンジニア(React/Vue.js)と
Webデザイナー/Webディレクターで、それぞれ12名のフリーランスが活躍しています。
続いて、
マークアップエンジニアが10名、
PM/PMO/POが8名で続きました。プロジェクト管理スキルを持つ人材への需要の増加が伺える結果です。
ランキングの詳細
1. PHPエンジニア(16名)
2. フロントエンドエンジニア(12名)
2. Webデザイナー/Webディレクター(12名)
4. マークアップエンジニア(10名)
5. PM/PMO/PO(8名)
6. Goエンジニア(7名)
7. Androidエンジニア(6名)
7. Javaエンジニア(6名)
9. Pythonエンジニア(4名)
9. インフラエンジニア(4名)
9. Webマーケター(4名)
12. AWSエンジニア(2名)
12. プロデューサー(2名)
14. Rubyエンジニア(1名)
14. C#エンジニア(1名)
14. iOSエンジニア(1名)
14. Unityエンジニア(1名)
14. データサイエンティスト(1名)
14. 開発ディレクター(1名)
職種のトレンド
この発表から、特にPHPエンジニアが注目される理由は、主に「Laravel」などのフレームワークを使った案件が増えているためです。ECサイトの開発やWebシステムの構築において、その需要はとても高いです。
また、フロントエンドエンジニアやWebデザイナー、マークアップエンジニアは「UI構築」に関する技術者の需要が顕著に増加していることがわかります。「フロントエンド+デザイン」のスキルを持った人材は、競争が激しい市場で有利に働くでしょう。
一方、バックエンドの部門では、Goエンジニアも需要が上昇しています。特にマイクロサービスや高負荷処理を対象にした開発が進む中、この言語の成長が期待されています。
ACWEBの特長とサービス
ACWEBでは、フリーランスエンジニアに対して「マージン一律5万円」を掲げており、業界最高水準の高還元率を誇ります。このシステムは、エンジニアが仕事を楽しむことを目的に設けられています。 それによって、クライアントから100万円の報酬が支払われた場合、5万円をACWEBが受け取り、残りの95万円がエンジニアに還元されます。 これはACWEBの企業理念であり、すべての技術者が自身のスキルを活かせる環境を提供することを目指しています。
さらに、ACWEBでは「LINEで年収査定」を実施しており、これからのキャリアに向けてのサポートも行っています。
会社情報
株式会社ACWEBは、東京都品川区に本社を置き、2018年に設立されました。主な事業内容としては、WEB開発コンサルティング、オンサイトソリューション、エージェントコンサルティングなど多岐にわたっており、業界への影響力を高めています。公式サイト(
ACWEB公式HP)にて、詳細な情報が確認できます。