Quants新ファンド発表
2025-09-02 11:33:21

Quants、AIを活用した新ファンド「HIF KESSAI GIVING FUND12号」を発表

Quants株式会社、新たなファンドを発表



AIを活用した金融サービスの先駆者、Quants株式会社が、2025年8月1日に新ファンド「HIF KESSAI GIVING FUND12号」を始動させた。このファンドは、同社の独自開発した「AI定性与信審査モデル」を基にした売掛債権へ投資を行うもので、資産運用額は13億円に達する。兆の目標として掲げるのは、投資家に対する高利回りの提供と企業へのファイナンス支援の拡大だ。

「HIF KESSAI GIVING FUND12号」組成の背景



Quantsは、これまでに1号から11号のファンドを運用し、機関投資家からの資金調達を通じて、様々な業種やステージの企業を支援してきた。特筆すべきは、その運用実績で、全てのファンドにおいてデフォルト率は「0%」。これにより、Quantsは持続可能なファイナンス支援のモデルを確立したと言える。

新ファンドは、データに基づくより精度の高い審査を可能にするAIモデルを活用。今後、幅広い企業に対してサービスの提供を拡充し、さらなる運用規模の拡大を図る方針だ。

新ファンドの特徴



「HIF KESSAI GIVING FUND12号」には、いくつかの際立った特徴がある。まず、すべての売掛債権に保証付きである点が挙げられ、特に公的機関を除く企業の債権は、保証会社とQuantsが共にその責任を持つ。次に、デフォルト率の低さが強調されている。このファンドの売掛債権は、過去のデータに基づくAI審査を経て選定されており、その信頼性が強い。昨年までのデフォルト率は、わずか0.04%という実績が示している。

また、HIF FUND 12号は他のファンドと同様に、Quantsとの直接的な資本関係が存在せず、適格機関投資家からの資金調達を行っているため、倒産隔離もなされている点が安心材料だ。

さらに、このファンドから生まれる収益の一部は、片親世帯へのベーシックインカム支給や、動物保護活動への寄付に使用されるという、社会貢献の側面も持っている。これにより、投資家は精神的な満足も得られるだろう。

投資対象と審査プロセス



この新ファンドの投資対象は、国内のベンチャー企業や中小企業が発行する売掛債権、リース債権、中古車販売債権など幅広い。Quantsの「AI定性与信審査技術」は、過去1643億円、113,000件以上の取引から得た遅延データや未回収データ、反社チェックなど、多様なナレッジに基づいており、目を見張る精度を誇る。

このモデルにより、特に成長段階にある企業に対しても、適切な与信が行われることで、より良いファイナンスの機会を提供する。

QuantsとHIF FUNDの未来



Quants株式会社は、設立から順調な成長を遂げており、今後もAI技術のさらなる発展を目指し、業界のデファクトスタンダードとなることを目指す。一方で、形式的な金融機関に依存せず新しい資金調達の手段を提供することで、企業の成長を後押しし続ける。

社会的責任を果たす一方で、投資家の期待に応える利回りを生み出す、双方のニーズを満たす新しい時代の金融サービスが、今後のQuantsには期待されている。

最後に、本ファンドはすでに募集を終えているが、今後も新しいファンドの運用を通じて、多くの企業や投資家と連携し続けることが期待されている。


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会社情報

会社名
Quants株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-21-1 アイタウン・プラザ2F
電話番号
03-6872-1171

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