グッド・アンセスター・プロジェクト
2024-11-20 14:49:23

仏教とデータサイエンスが融合する新プロジェクト「グッド・アンセスター・カンパニー・プロジェクト」始動

新しい経営理念を探求するプロジェクトが始動



クロスメディアグループ株式会社と株式会社Interbeingが共同で始めた「グッド・アンセスター・カンパニー・プロジェクト」は、企業の経営哲学を展開する新たな試みです。両社は、仏教、音声、データサイエンスという異なる領域を融合させ、企業経営の深遠なテーマへと挑んでいきます。

プロジェクトの背景と目的



このプロジェクトの発起人であるInterbeingの松本紹圭代表は、これまで培った経験をもとに「我々はいかにしてグッド・アンセスター(良き祖先)になれるか」という問いを掲げています。この問いは、企業経営の根幹に関わる深いテーマであり、経営者が自らの理念や価値観を明らかにすることが求められています。

企業は、複雑になっている現代社会の中で経営哲学の言語化が急務となっています。それによって、内部の採用活動や教育 program の改善、さらには社員のエンゲージメントを高め、企業の理念を浸透させることが可能になるのです。このように、経営哲学が企業の活動に与える影響は計り知れません。

プロジェクトの進行



この「グッド・アンセスター・カンパニー・プロジェクト」は、実施企業と松本氏との間で行われる対話を中心に進行します。全10回で構成されたこの対話では、経営者の内面的な哲学がどのように形成されているのかを掘り下げていきます。一回の対話は約1時間で、各回が「摂心」と名付けられています。このプロセスは丁寧に進められ、経営者の心に秘めた経営哲学が明らかになっていくことでしょう。

また、プロジェクトには古の知恵や最新の科学を活用した多様なアプローチが取り入れられ、参加者は異次元の言語化体験が得られると言います。最終的には、この対話の成果として「グッド・アンセスター・マニフェスト」が作成され、経営者に手渡されます。

書籍化と倫理的指針の構築



さらに、このマニフェストの内容をもとに、クロスメディアグループから経営文化や理念に関する書籍が出版されることが予定されています。この書籍は、各企業の経営哲学の理解を助ける一助となることでしょう。

また、仏教的な視点から倫理的な指針を持つことは、企業のAI運用においても重要です。人間の価値観や倫理観を通じて形成された経営哲学は、持続可能なビジネス活動にも寄与すると考えられています。

未来の展望



将来的には、このプロジェクトから得られた300時間以上のデータを活用し、Interbeing社は独自の「善知識AI」の開発を目指しています。このAIは、プロジェクト参加企業向けの知識となる予定です。善知識は仏教の用語で、信頼できる師を指すものですが、ここでは企業経営における重要な情報のより所として機能するでしょう。

クロスメディアグループの役割



クロスメディアグループは、様々なメディアを通じて企業の成長に寄与している企業であり、今回のプロジェクトでもその専門知識を最大限に活かすことで、企業が新たな価値を創出できるように支援していきます。これからの取り組みにも期待が高まります。

まとめ



「グッド・アンセスター・カンパニー・プロジェクト」は、経営者のビジョンや哲学を明らかにすると共に、企業に新しい価値を提供するための重要なステップといえるでしょう。今後の発展が期待されるこのプロジェクトを通じて、多くの企業が良き祖先となるための道しるべを見つけるきっかけとなることを願っています。


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会社情報

会社名
クロスメディアグループ株式会社
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-20-3東栄神宮外苑ビル
電話番号
03-5413-3140

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