エファジャパンが取り組む支援活動
エファジャパンは2004年に設立され、カンボジアやラオスでの教育・福祉支援に携わっています。特に近年は、障害を持つ子どもたちが「学びをあきらめない」よう、放課後の学習支援やデジタル図書館の整備、スタッフ育成など多様な活動を展開しています。
災害後の能登半島での活動
令和6年能登半島地震と9月の豪雨により、多くの人々が困難な状況に直面しています。エファジャパンでは、これに対し即座に支援活動を開始しました。災害が発生した際は、国内外を問わず緊急の救援に取り組むという定款に基づき、2024年の初めから、本を届ける活動を続けています。これらの活動は2025年までの2年間を目標に展開されます。
この支援活動の一環として、一般社団法人日本食育HEDカレッジと連携し、キッチンカーを用いた炊き出しや、避難所でのブックカフェの設置を行います。地元の「いろは書店」から本を調達し、仮設住宅での生活を少しでも楽にすることを目指しています。私たちは、被災者の皆さんが温かい食事を楽しみながら、心が安らぐひとときや読みたい本を手に入れる場所を提供することを願っています。
本と共に心を癒す「能登の置き本」
さらに、仮設住宅の集会場に本棚を設置する「能登の置き本」活動も進めています。この取り組みでは、住民の方々のリクエストを元に本を入れ替え、地域イベントを通じて文化的な交流を深めています。珠洲市では11月から設置を開始し、他の自治体へも波及させる計画です。
カンボジアとラオスでの教育支援
カンボジアは長年の内戦がもたらした教育の格差が顕著です。特に、障害を持つ子どもたちに向けた教育環境は極めて不十分です。エファジャパンでは、農村地域に「チルドレン・スタディ・クラブ」を設置し、48名の障害児に学びの場を提供。さらに、村民や教育者向けのトレーニングを行い、障害の権利を学ぶ機会を設けています。
また、移動図書館を通じて、学校での図書館支援や教員へのトレーニングも実施し、地域における支援体制を強化しています。現地の専門家と協力し、利用しやすい教材の開発も進め、情報収集力を高めるためのタブレットの導入も計画しています。
エファジャパン歳末募金2024
今年の歳末募金で集まった資金は、能登半島でのブックカフェや本棚設置、カンボジアとラオスでの障害児向け図書館事業に使用されます。エファのビジョンは、「すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し、自分の物語を描ける社会」に繋がります。ご支援を心よりお願いいたします。
この活動が広まることで、困難な状況にある人たちが自身の「物語」を描くきっかけとなることを願っています。
寄付の方法
- 中央労働金庫 市谷支店 普通口座 1442725
- 三菱UFJ銀行 市ヶ谷支店 普通口座 1340692
- 00190-6-723415 加入者名 エファジャパン
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結び
エファジャパンは、すべての子どもたちの未来のために、支援を続けていきます。