新たな歴史を刻む「アニサマ」ユニバーサルロゴ
株式会社ビームスが展開するポップカルチャーとエンターテインメントを対象にしたプロジェクト「マンガート ビームス」が、世界最大級のアニソンイベント「Animelo Summer Live」(以下、アニサマ)のために、初となるユニバーサルロゴをプロデュースし、そのデザインを手がけたことが発表された。このロゴデザインは、「アニサマ」イベントの過去と未来をつなぐ重要な意味を持つという。
ビームス本社を構える東京都渋谷区の設楽洋代表取締役が率いる同プロジェクトは、昨年開催された『アニサマ2022』においてもオフィシャルグッズやスタッフTシャツの製作を担当しており、この度のロゴデザインは彼らのアニサマに対する深い関わりを示すものとなった。
新しいロゴに込めた想い
〈マンガート ビームス〉のプロデューサー兼デザイナーである橘髙つむぎ氏は、このロゴ制作に際し、「アニサマのこれまでの歴史と未来を繋ぐ架け橋となるよう、想いを込めて制作しました」とコメント。10年以上アニサマに携わってきたファンとして、ロゴデザインに関われたことを光栄に思っているという。新たなロゴとともに、アニサマが皆にとって素晴らしい夏の思い出になることを願っている。
アニサマの魅力
アニサマは2005年に始まり、2025年には20回目を迎える名実ともに世界最大のアニメソングの祭典である。2013年からはさいたまスーパーアリーナでの3日間連続開催に移行し、アニソンシンガー、声優歌手、J-POPアーティストなど、多様なアーティストが参加する。
アニソンに特化したこのイベントは、コンサートのオープニングからエンディングまでシームレスに展開され、アニメ作品に寄り添った演出や驚きのコラボレーションが行われる。観客も熱気を伴ってペンライトを振り、壮大な景色を作り出す。一年ごとにテーマが掲げられ、アーティストたちは仲間でありライバルでもある競演を繰り広げ、最後には観客と共に「テーマソング」を歌うという独自のスタイルが特徴的だ。
ロゴデザインの今後
同時に、〈マンガート ビームス〉は「ANISAMA WORLD 2025 in TAOYUAN」および「ANISAMA WORLD 2025 in MANILA」のロゴもプロデュースしており、国際的なアニサマの展開にも力を入れている。これにより、さらに多くのファンがアニサマの魅力を体感できる機会が増えるだろう。
アニソンイベントの未来とその発展が今から楽しみである。新たなロゴとともに、アニサマでの新しい歴史が刻まれていく期待感は高まるばかりだ。ポップカルチャーの多様性を体現したこのアニソンイベントで、観客全員が一体となり、素晴らしい夏の思い出を作ることができるだろう。