トヨタとマツダの協力による自動運転ミニカーバトルが再登場！

自動運転ミニカーバトルが再び開催

一般社団法人42 Tokyoが、2025年11月29日（土）から第二回の「自動運転ミニカーバトル」を開催することを発表しました。このイベントは、トヨタ自動車やマツダなどの企業の支援のもと、次世代のソフトウェアエンジニアを育成する目的で行われるものです。参加者は、約3ヶ月間にわたって電子制御ミニカーを開発し、2026年2月15日（日）にTokyo Innovation Baseで行われる決勝レースでタイムを競います。

開催の背景

自動車業界では「CASE」と呼ばれる技術革新が進む中、ソフトウェア人材の確保が急務とされています。しかし、多くの学生や若手エンジニアが自動車業界でのソフトウェアの活用法を知る機会は意外と限られています。そこで、42 Tokyoは2024年1月に第一回の「自動運転ミニカーバトル」を成功裏に実施。その実績をもとに、今回の開催を決定しました。

CASEとは？

「CASE」は、コネクテッド（Connected）、自動運転（Autonomous）、シェアリング・サービス（Shared & Services）、電動化（Electric）の4つの領域を指します。これらの技術が今後の自動車業界の基盤となることを目指しています。

ミニカーバトルの概要と申し込み方法

「自動運転ミニカーバトル」は、参加者がチームで電子制御ミニカーを設計し、自動運転プログラムを実装。開発期間中には、本番さながらのトラックで走行テストが行えます。また、スポンサー企業からの技術サポートもあり、自動車開発の現場に即したアドバイスを受けることが可能です。

開催情報

- 参加資格: 17歳以上で、2026年2月8日（日）の予選および2月15日（日）の決勝に参加できること（プログラミング経験はなくても可）。
- 募集チーム数: 最大50チーム（応募多数の場合は抽選あり）。
- チーム人数: 最大5名（1名での参加も可能）。
- 参加費: 無料（材料費は自己負担）。
- 開催場所: 東京都千代田区丸の内3-8-3, Tokyo Innovation Base（TiB）。

開催スケジュール

- エントリー受付: 2025年10月24日（金）14:00 〜 2025年11月16日（日）23:59。
- 参加チーム発表: 2025年11月22日（土）。
- キックオフイベント: 2025年11月29日（土）。
- 開発・試走期間: 2025年11月29日（土）〜2026年2月7日（土）。
- 予選レース: 2026年2月8日（日）。
- 決勝レース: 2026年2月15日（日）。

一般向け特別イベントの開催

「自動運転ミニカーバトル」の開催に合わせて、11月29日（土）に一般向けの特別イベントも行います。自動車業界のエンジニアと交流できるパネルディスカッションや、プログラミング体験会が用意されています。

パネルディスカッション&交流会

- 日時: 11月29日（土）16:45〜（受付開始 16:30）。
- 募集人数: 先着30名。詳細は参加申し込みフォームでご確認ください。

自動運転プログラミング体験会

- 日時: 11月29日（土）14:00〜。
- 所要時間: 約2時間。
- 募集人数: 先着10名。
- 参加資格: 高校生以上。参加申し込みフォームはこちら。

42 Tokyoについて

「42 Tokyo」は、2013年にフランスの実業家によって設立された、学費無用のソフトウェアエンジニア養成機関です。現在、世界31か国にある57のキャンパスで展開されており、日本初のキャンパスが2020年に開校されました。経歴不問、24時間オープンの環境で、誰もがプログラミングを学べる機会を提供しています。これまでに数多くの企業からの支援を受けながら、未来の技術者を育成しています。

公式サイト: 42 Tokyo