新サービス「LCI Box J」
2025-07-08 13:22:44

Octa Roboticsが新たに提供するエレベーター連携システム「LCI Box J」

新サービス「LCI Box J」の登場



Octa Roboticsが2023年に発表した「LCI Box J」は、エレベーター保守サービスに特化した新しい連携システムです。この新サービスは、ジャパンエレベーターサービスホールディングス(JESグループ)と協力して開発され、エレベーターとロボットがスムーズに連携できる仕組みを提供します。

1. 「LCI Box J」の背景と目的



ロボット技術の進化に伴い、さまざまな施設での自動化が進んでいます。しかし、エレベーターなどのインフラとの連携に関しては、コストや仕様の問題から導入が難しいケースが多く見受けられました。Octa Roboticsは、これらの課題を解決し、ロボット導入を促進するために「LCI Box J」の開発に取り組みました。

この新システムは、ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)が発行した規格に基づいており、複数のエレベーターメーカーや機器と連携することができます。これにより、さまざまな建物や施設においてロボットが自由に移動できる環境を整えることを目指しています。

2. 実績と成果



特に注目すべきは、Octa Roboticsが行った30の施設での連携実証です。この実証は、清掃業務のロボットフレンドリー化を目指したもので、すでに多くの好評を得ています。2023年9月には経済産業省による補助事業に採択され、さらなる信頼性が確保されています。

この取り組みにより、確実に業務の省人化が進み、スタッフの負担を軽減する効果が期待されています。

3. 利用手法と期待される効果



「LCI Box J」は、エレベーターの連携システムとして、階をまたいでの移動を容易にする仕組みを提供します。これにより、施設内でのロボットの活用が一層進むことが予期されています。さらに、低コストで導入可能な点も大きなメリットです。

企業はこのシステムを活用することで、清掃や搬送などの業務をロボットによって効率化し、人手不足の解消やサービス向上に寄与することができます。

4. Octa Roboticsの将来の展望



Octa Roboticsは、今後もエレベーターとロボットの連携サービスを推進し、より多くの施設に対応できるよう開発を続けていく方針です。また、他の機器との連携にも注力し、サービスロボット市場全体の成長を加速させるための基盤を築いていく考えです。

「LCI Box J」がもたらすロボットフレンドリーな環境は、今後の社会における新たなスタンダードとなることでしょう。Octa Roboticsは、ロボットが「当たり前のインフラ」となる未来を目指して日々取り組んでいます。


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会社情報

会社名
株式会社Octa Robotics
住所
東京都文京区向丘2丁目3番10号東大前HiRAKU GATE
電話番号

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