JQAが開催する機能安全セミナー
日本品質保証機構(JQA)が主催する機能安全セミナーが、11月18日に東京都千代田区で開催されます。このセミナーは、機械類の機能安全規範に該当する「IEC 62061」と「ISO 13849-1」に関する講義と実践的ワークショップが行われる貴重な機会です。
機能安全とは?
「機能安全」とは、機械やシステムの安全機能に焦点を当てた考え方であり、故障が発生した場合でも、その影響を最小限に抑える設計方針を指します。特に、電気・電子・プログラム制御が取り入れられた製品やシステムでは、危険の発生を低減する方法が主流となっています。
この考え方はもともとはプラントの制御分野から派生したものであり、それに続いて、多くの業界でも重要視されています。国際規格「IEC 61508」を基に、様々な製品やシステム向けに特化した規格が生成されています。
セミナーの内容
セミナーは、以下のような内容を予定しています:
- - IEC 62061およびISO 13849-1の解説
- ハードウェアに対する要求事項
- ソフトウェアに対する要求事項
- プログラムの問題解決
- 要求SILの推定
- 故障確率計算を含むSILの計算
- PLの計算
参加概要
このセミナーは、機械類の安全制御に携わるエンジニアやセーフティエンジニアを対象としています。実践的なワークショップを通じて、具体的なスキルを磨くことができます。また、参加費は10,000円となっています。
- - 日時:11月18日(金)13時30分~17時
- - 会場:JQA本部セミナールーム(東京都千代田区丸の内2-5-2三菱ビル14階)
- - 申し込み方法:JQAの公式ウェブサイトからの申し込みが必要です。
興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。機能安全に関する知識を深め、今後の業務に役立てる絶好のチャンスです。
JQAについて
一般財団法人日本品質保証機構(JQA)は、1957年の設立以来、日本のものづくりとサービス業界の発展を支えてきた認証機関です。ISO認証の普及に積極的に取り組み、国内では15,000件以上の認証を出している業界のトップです。特に電気製品や医療機器における試験および評価についても豊富な経験を有しています。