丹波篠山の新ブランド
2025-05-13 10:54:25

兵庫県丹波篠山の名産を活かした洋菓子ブランド誕生

兵庫県丹波篠山の名産から生まれた新たな洋菓子ブランド



兵庫県丹波篠山市に拠点を置くギフトショップ『キクヤ株式会社』が2025年3月、自社開発の菓子ブランド『つばめと風』を設立しました。このブランドは、地元名産の黒豆や栗を活用した洋菓子を販売し、特にタルト菓子に焦点を当てています。成熟した地域資源を生かすことで、訪れる人々に新たな魅力を提供することを目指します。

地元名産品との出会い


丹波篠山市は、大粒の黒豆として有名な「丹波黒」の発祥地であり、黒豆栽培の歴史は300年に及ぶとされています。しかし、最近では収穫量が減少し、地域の農家たちにとっては深刻な問題となっています。そのような中、キクヤは以前から黒豆を中心とした加工品の開発に取り組んできましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、さらなる新たなビジネスの柱が求められていました。

その結果、黒豆を使用したスイーツの開発が進み、観光客のリピーター増加や地域の農産物への関心を高めることを目的に、「つばめと風」が誕生しました。市内では、特に秋になると黒豆の枝豆が人気を博する一方、黒豆の収穫量は減少していますが、キクヤの新たな取り組みはこの名産品を守る一助になると期待されています。

洋菓子開発の過程


キクヤは今回、上場企業のグループ会社である製菓メーカーとの出会いから、タルトの開発に着手しました。初めは他社と製品化を試みるも、コストや賞味期限の問題から実現には至りませんでした。しかし、新たな提携により条件が整い、ついにデリケートなバランスを保ちながら美味しさを追求したタルトが誕生しました。

タルトのレシピでは、黒豆の風味をゆっくり発揮させつつ、他の素材と調和する形で改良されました。さらに、開発過程ではタルトの名前に込めたメッセージも重要視され、地域のシンボルであるツバメを利用した可愛らしいデザインが決まりました。これは、地域に根ざしたイメージを大切にしながら、より広い世代にアピールするための工夫として考案されたものです。

商品概要と魅力


新しいブランド『つばめと風』から発表されたタルトには、2種類があります。一つ目は「丹波篠山黒大豆とチーズのタルト」、もう一つは「丹波篠山黒大豆と丹波栗のタルト」です。各タルトはサクサクの生地に、口解けの良い2層のクリームを閉じ込めており、特に丹波黒の風味とコクのあるチーズ、または栗の風味が絶妙に融合しています。

  • - 丹波篠山黒大豆とチーズのタルト 価格: 4個入税込 1,000円、8個入税込 1,944円
このタルトは、丹波篠山市産の黒豆とチーズを使用し、口の中でほどけるような食感が特徴です。

  • - 丹波篠山黒大豆と丹波栗のタルト 価格: 4個入税込 1,000円、8個入税込 1,944円
こちらは、栗の甘みと黒豆の風味が贅沢に楽しめるタルトです。

販売と今後の展望


『つばめと風』の製品は、オンラインショップや兵庫県内の各土産物店で購入可能です。また地元の宿泊施設でも取り扱うことで、観光客にもアプローチしています。キクヤとしては、地域の名産を使った新たな販路の拡大を目指し、さらに多くの人々に手に取ってもらえる機会を創出していく方針です。

これからも、地域との結びつきを大切にした商品開発を続けていくとのこと。丹波篠山から発信される新たなスイーツ文化に期待が高まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
キクヤ株式会社
住所
兵庫県丹波篠山市東岡屋295
電話番号
079-552-0008

関連リンク

サードペディア百科事典: 兵庫県 丹波篠山市 洋菓子 丹波黒 キクヤ

Wiki3: 兵庫県 丹波篠山市 洋菓子 丹波黒 キクヤ

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。