タジキスタン支援
2024-11-29 10:28:12

オンワードがタジキスタンへリサイクル毛布4,000枚を寄贈

株式会社オンワードホールディングス、タジキスタンへリサイクル毛布を寄贈



11月27日(水)、株式会社オンワードホールディングス(以下、オンワード)は、日本赤十字社の協力を得て、回収した衣料品から生まれたリサイクル毛布4,000枚を中央アジアのタジキスタンに寄贈した。中央アジアに位置するこの国は、近年の経済成長にもかかわらず、高い貧困率と災害の多さに悩まされている。今回の寄贈は、特に自然災害や経済的な理由で厳しい生活環境にある家庭を支援するもので、オンワードの社会貢献活動の一環と言える。

寄贈式は、タジキスタンのラシュト地区で行われ、現地の住民に向けて毛布が手渡された。参加者には、自然災害や経済的困難に直面している家庭が多く、こうした支援は非常に喜ばれている。特に、女性が唯一の稼ぎ手である家庭や多くの子ども、高齢者を抱える家庭にとって、温かい毛布は生命線となる。

オンワード・グリーン・キャンペーンの意義



オンワードは「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」というミッションステートメントのもと、2009年から「オンワード・グリーン・キャンペーン」を実施している。このキャンペーンでは、925万人以上のお客様から約830万点の衣料品を回収し、リユースおよびリサイクルを進めている。

回収された衣料品は、繊維製品の原料に変わったり、リサイクル毛布や軍手として再利用されている。これまでに2010年から累計45,500枚もの毛布が、国内外の被災地や開発途上国に寄贈されており、被災者や困窮家庭への支援が続いている。

タジキスタンの現状と寄贈毛布の行き先



タジキスタンは、最近の経済成長にもかかわらず、地域間の格差が広がり、貧困率が高い国である。国土の93%が山岳地帯であり、多くの地域は地震や洪水などの自然災害に見舞われる。これらが経済発展や社会的な発展の障害となっているのだ。

寄贈されたリサイクル毛布は、特に自然災害や経済的困窮により厳しい状況にある家庭に配布される予定だ。タジキスタン赤新月社は、洪水の被害を受けた家庭や障がいを持つ方、結核患者など、支援の必要な方々への配布を実施する。寄贈を受けた家庭の一人であるイスカンダロワさんは、「今日は毛布を寄贈していただきありがとうございます。これからの厳しい冬に非常に助かります」と語った。

今後の展望



オンワード・グリーン・キャンペーンは、今後も国内外の被災地支援や社会貢献活動を通じて、リサイクル毛布の寄贈を継続する予定だ。また、環境への配慮が高まる中、企業としてのサステナブル経営や社会貢献への取り組みはますます重要な役割を果たすことになるだろう。

公式サイトでは、リサイクル毛布寄贈活動の詳細や今後の展望についての情報が発信されており、さらに多くの人々にこの活動を知ってもらうための努力が続いている。具体的な支援活動としては、リサイクル毛布以外にも、災害地への支援物資の提供や、環境保全活動に焦点を当てた取り組みもある。

このように、オンワードは「ヒトと地球に潤いと彩りを」という理念をもって、地域社会や被災地、さらには国際的な支援活動において重要な役割を果たし続けている。


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会社情報

会社名
株式会社オンワードホールディングス
住所
東京都中央区日本橋3-10-5オンワードパークビルディング
電話番号
03-4512-1020

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