スイス発、サステナブルでデザイン性に富んだ吸音材「アーキソニック®」の日本上陸
このたび、スイスのインパクトアコースティック社が提供する吸音材「アーキソニック®」が日本市場に登場しました。2019年にルツェルンで設立された同社は、サステナブルな原料を用いた吸音製品を手がけ、急速に成長しています。特に注目を集めているのは「アーキソニック®コットン」で、この製品は循環型の吸音材として「iFデザイン賞2024」を受賞しています。
サステナブルな素材で進化する音空間
現代の企業や組織では、環境への配慮が求められており、オフィスや公共施設においてサステナビリティが重要視されています。最近のトレンドとして、リモートワークやハイブリッド勤務が普及し、社員同士のコミュニケーションが求められています。この流れの中で、オフィス内の音環境も見直され、吸音材の需要が高まっています。
「アーキソニック®」シリーズは、仕事やコミュニケーションが円滑に行えるようにデザインされており、高い吸音性能を誇ります。多様なカラーバリエーションと優れた加工性を持ち、内装デザインの自由度を高めています。
製品ラインナップを詳しく見る
同シリーズには、以下の3種類の製品が含まれています。
- - アーキソニック®フェルト: 使用済みのペットボトルを素材とし、24mmと12mmのボードがあります。32色から選べ、空間に応じたカスタマイズが可能です。
- - アーキソニック®テキスタイル: 100%再生PETから作られるテキスタイルで、同様に32色のカラーバリエーションを用意。多様なデザインに適応可能です。
- - アーキソニック®コットン: 短い綿繊維を用いたボード素材で、水と土で固められています。この製品は国際的デザイン賞を受賞し、持続可能なデザインが特徴です。
カラーバリエーションの開発
インパクトアコースティック社は、ロンドンの「Color Hive」と共同で、内装のテーマに沿った色の開発を進めています。これにより、インテリアデザインに美しさを加える多様な選択肢が提供され、魅力的な空間の創造に貢献します。
日本市場への適応と展望
インパクトアコースティックジャパンの設立者である片居木亮氏は、製品の特性を深く理解し、内装設計に対するサポートを強化することを目指しています。「アーキソニック®フェルト」が持つ大判の素材を利用して、空間に最適なカスタマイズが施され、クオリティの高いデザインが実現されます。
企業の背景と将来性
株式会社インパクトアコースティックジャパンは、2024年3月に設立され、スイス本社の代理店として「アーキソニック®」の日本国内での販売を開始しました。リサイクル素材を用いた高品質の吸音製品を提供し、循環型の社会構築に寄与することを目指しています。
持続可能な未来を実現するために、環境に配慮した製品が求められている今、インパクトアコースティック社の革新的な取り組みに期待が寄せられています。詳細は公式Instagramやサンプル申込みページでご覧ください。
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