日本GAP協会が推進する「GAPとSDGs農業の日」
11月14日が「GAPとSDGs農業の日」として認められ、その認知度向上を目的とした様々な取り組みが開始されます。これに合わせて、日本GAP協会は公式ロゴマークを制定しました。記念月間としても11月を設定し、GAP(Good Agricultural Practices:良い農業の取り組み)に関連する様々な活動を展開します。
GAPとSDGs農業の日の意義
「GAPとSDGs農業の日」は、2024年に正式に登録された記念日で、ユーザーに安全で環境に優しい農業の重要性を広めることを目的としています。この日は、GAPの価値を広めるだけでなく、消費者や食品関係者、生産者が共に持続可能な農業について考えるきっかけとなることが期待されています。さらに、GAPが持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与することを広く周知させるための取り組みでもあります。
ロゴマークの誕生
この記念日を象徴するロゴマークは、全国から寄せられた125案の中から選ばれました。新しい芽をイメージしたデザインは、未来への希望と持続可能な農業の象徴として位置づけられています。このロゴは、日本GAP協会に関わる全ての人に自由に利用可能で、イベントや販促物、SNSの投稿などで活用できる共通のシンボルです。
Instagramキャンペーンの実施
日本GAP協会では、GAPについて広く知ってもらうために、Instagramキャンペーンを開始しました。このキャンペーンでは、2025年11月1日から11月30日まで、JGAP認証農場が生産した特別栽培米「新之助」や、JGAP認証の「やまと豚」のハム・ソーセージセットが当たる抽選を実施。参加方法は、日本GAP協会のInstagramをフォローし、キャンペーン投稿に「いいね」をし、欲しい景品についてコメントするだけ。合計60名に素敵な商品が贈られます。
ふるさと納税でGAP認証農産物を
また、「JALふるさと納税」および「JRE MALL ふるさと納税」では、JGAP認証を受けた農産物を特集しています。今年の「GAPとSDGs農業の日」に因んで、消費者がGAP認証を選ぶ際のきっかけを増やす試みを行っています。これにより、GAPの価値を広めることが期待されます。
生産者と消費者をつなぐnote
日本GAP協会の公式noteも開始され、ここではGAPに関する取り組みや生産者の声が掲載される予定です。GAPとSDGsのつながりについても情報が発信され、消費者がより身近に農業に触れられる場となることが期待されています。
シンポジウム「GAP Japan 2025」
記念日当日には、シンポジウム「GAP Japan 2025」が開催される予定です。このシンポジウムでは、政策リーダーや農業経営者が講演し、世界の専門家からのビデオメッセージも上映される予定です。「持続可能な農業のこれから」をテーマに、多方面からの意見が交わされる貴重な機会となります。
シンポジウムへの参加は、会場参加とオンライン参加の2種類があります。詳細は日本GAP協会の公式サイトを参照してください。
GAPとは?
GAPとは、農業における良い実践の枠組みを指し、安全で持続可能な農業の実現を目指すものです。この認証制度は、食品安全や環境保全、労働安全、人権の尊重など、農業活動における基本的な取り組みを評価します。
日本GAP協会について
日本GAP協会は、JGAPとASIAGAPという2つの認証制度を運営しており、安全で安心な食を実現することを目指しています。各種活動を通じて、持続可能な農業の重要性を広めていきます。