未来を拓く防災研究
2025-05-09 01:19:21

子どもたちの防災ビジョンが未来を拓く! 共同研究者を募集中

子どもたちの発想が防災イノベーションを創出



2025年5月3日、大阪で行われた「第4回 子ども・学生VR自由研究大会 大阪市大会」は、未来の防災についての議論の場となりました。本大会では、約100名の参加者が集まり、VRやAIを活用した防災関連のアイデアと技術が紹介されました。この大会の主な目的は、子どもたちが持つ独自の視点を活かし、新しい防災の可能性を拓くことです。

大会では、大阪大学の名誉教授である竹村治雄先生が賞の授与を行い、その中で「最優秀賞」と「優秀賞」が発表されました。最優秀賞には岡本真史さん、優秀賞には福田知世さんが受賞しました。それぞれの研究タイトルと概要を見てみましょう。

受賞作品の紹介



最優秀賞: 岡本真史さん


岡本さんの研究は「避難所などで使えるVR・AIを活用した過ごし方」というテーマで、AIサポートアバターが心身のケアやコミュニティ形成を後押しするVRプラットフォームを提案しました。特に高齢者向けのアクティビティや健康管理の機能を取り入れ、さらには災害を題材にしたRPGゲームとAI生成映像を組み合わせることで、防災の認知度を向上させる取り組みが評価されました。

優秀賞: 福田知世さん


福田さんは「防災VR ― 多言語防災無線・避難所設営支援・遠隔ドローン観測」というテーマで、実際の避難訓練の経験を基にしたVRアプリを提案しました。このアプローチでは、多言語での防災放送や避難所のレイアウト計算、さらには衛星画像と連携したシステムが提案され、特に言語の壁を乗り越えようとする姿勢が際立ちました。

共同研究の提案


本大会の成果を社会に実装するために、現在、共同研究者を広く募集しています。公的法人や教育研究機関、社会貢献志向の企業と協力し、資金協賛や技術提供、人的支援など、さまざまな形での支援を受け入れています。共同研究のテーマやPoCの場としても大会が活用される予定です。

応募は大会の公式サイトから可能で、興味のある方はぜひお申し込みください。

今後の展望


この大会は、今後、東京での開催が予定されており、全国規模での探究学習モデルとしての拡大が見込まれています。また、VR革新機構や学会振興財団と協力し、研究倫理体制やデータの活用方針も整備される予定です。

地方創生へのアプローチ


さらに公的法人や教育機関に向けて、「子ども・学生VR自由研究大会」の地方大会を開催するアイデアも提案されています。このプロジェクトは、全国子ども・学生VR自由研究大会の会場を撮影し、3D・VR化する公益事業として、ボランティアの協力を得ることができます。

お問い合わせ先


本大会は一般社団法人子ども・学生VR自由研究大会組織委員会が主催しており、所在地は東京都千代田区二番町にあります。私たちの目的は、子どもたちが将来の科学者となるためのプラットフォームを提供し、学術・科学技術の振興、さらには青少年の健全な成長に寄与することです。

詳細は公式サイトをご覧ください: https://freestudy.jp/


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会社情報

会社名
一般社団法人子ども・学生VR自由研究大会組織委員会
住所
東京都千代田区二番町9番地3THE BASE麹町
電話番号
03-6403-4679

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