世界が注目する「スマーテスアワード2026」始動
一般社団法人減災サステナブル技術協会が主催する「防災・減災×サステナブル大賞」、通称スマーテスアワードの応募受付が始まりました。これは、急速に進行する気候変動と複雑化する社会問題に取り組むための革新的な取り組みを表彰するものであり、全世界からの応募を待っています。
災害とサステナビリティの融合
最近の自然災害は、気候変動の影響により前例のない規模と頻度で発生しています。このような中で、旧来の「被害を防ぐ」というアプローチでは不十分であり、被害を最小限に抑え、早期に復旧するための「レジリエンス」の強化が重要です。同時に、環境への配慮や社会全体の持続性を追求する必要があります。そこで、このアワードでは、災害対策を「強さ」と「持続可能性」の2軸で評価し、優れた取り組みを発掘することを目指しています。
受賞の栄誉と支援内容
アワードの受賞団体には、記念盾や賞状が贈られ、当協会のネットワークを通じて直接的な社会実装支援も行われます。最優秀賞には栄えある1件、優秀賞や奨励賞も若干数用意しています。受賞者のプロジェクトは、広くメディアに発表され、その取り組みが社会に広がる機会が与えられます。
応募者資格と募集要項
本アワードは、企業、地方自治体、教育機関、個人など、国や組織を問わず応募を受け付けています。特に過去の受賞者による再応募や、新たなテーマでの提案も歓迎です。申し込みは、当協会の公式ウェブサイトから行うことができ、詳細な案内がパブリックに提供されています。
スケジュールと審査体制
応募の締切は2025年10月31日。そして、選考は一次審査から始まり、次に本審査に移行します。専門家から成る独立した審査委員会が公平に評価を行い、評価基準としてレジリエンス性やサステナブル性、SDGsへの寄与、普及性など、5つの観点が設けられています。
事務局からのメッセージ
協会の代表理事である古屋泰文氏は、今の時代は防災・減災の視点をただの点的な対策から、地理的、経済的にもれなく持続可能な社会へと進化させる必要があると述べています。多様な知見と革新が融合することで、より強靭かつ持続可能な社会の未来が開かれることでしょう。
後援と協力のご紹介
本アワードは一般社団法人レジリエンス協会、日刊工業新聞社を後援に、さらなる協力を受けて進行します。興味のある方は、ぜひ本アワードに参加して、未来の社会への一歩を踏み出すことを検討してみてください。
このような画期的なアワードは、社会の脆弱性を克服し、持続可能な未来社会を実現するための素晴らしい機会を提供します。皆様のご応募を心よりお待ちしています。