新しい価値の創出について
VOID株式会社は、東京都渋谷区に本社を構える企業で、地域社会への貢献を目指したプロデュース事業を展開しています。その中で、新たに始まったのが陶芸体験を中心とするカルチャースクール「CLAY STUDIO」です。このスクールは、消費中心の生活から、能動的にものづくりに関与する体験を提供し、学びや繋がりを再発見できる場を提供しています。
ものづくりの楽しみ
日常生活では、私たちは多くのものを消費者として受け取っていますが、一方で「つくる」という行為から距離を置いてしまっているのが現状です。そこで、VOIDが提案する「CLAY STUDIO」は、自分の手で素材に触れ、形を生み出す楽しさを再び身近に感じさせることを目指しています。
陶芸や木工などのクラフトを通じて、手を動かす喜びを仲間と共有し、小さな失敗を重ねながらも工夫を重ねることから得られる学びを大切にしています。このスクールは、単なるワークショップとは異なり、継続して通えることで、愛着のある作品を生む文化の拠点を形成します。
カルチャースクールの定義
私たちが考えるカルチャースクールは、単に技術を磨く場所ではなく、ものづくりを通じて学びや繋がりを生む拠点です。「消費から関与へ」というテーマの下、日常の延長線上に位置するカルチャースクールを形成します。この中で、参加者は自分の手で愛着をもったプロダクトを作る機会を得られ、スモールコミュニティを形成することを目指しています。
誰もが参加できる文化拠点
「CLAY STUDIO」では、ただの体験イベントではなく、訪れる人々にとって価値ある文化拠点を目指しています。手を使ってものを作るというプロセスは、参加者の心に記憶として刻まれ、地域への愛着を育む機会を提供します。
この新たな文化拠点では、作成した作品を通じて再訪やシェアのきっかけが増え、友人や家族との思い出を豊かにしてくれるでしょう。さらに、地域の商業エリアとも協力し、文化体験の価値を高めていきます。季節ごとに変わるテーマをもとにした取り組みを続けていくことで、参加者とのつながりを深め、地域文化の発展にも寄与します。
体験の拡充に向けた取り組み
「CLAY STUDIO」では、カフェや宿泊施設と連携し、体験を拡張する新しい文化体験の創出を目指しています。例えば、カフェとのコラボレーションでは、飲むための器を作る体験を提供し、宿泊施設との提携では「陶芸体験+宿泊」のようなユニークな滞在プランを計画しています。商業施設とは、ポップアップイベントやクラフト体験を通じて、地域の文化拠点化を進めています。
東急プラザ表参道での展開
さらに、「CLAY STUDIO」は原宿・表参道の交差点にある東急プラザ表参道の5階に出店予定です。この中心地からスモールコミュニティを育む取り組みが期待されています。次回の開催は11月8日と9日を予定しており、多くの参加者が集まることが予想されています。
VOID株式会社について
VOID株式会社は、PLACE・PRODUCT・SERVICEという分野でプロデュース活動を行い、企業やブランドのデザイン、戦略的プランニングをサポートしています。私たちは、日常の中に新たな体験を積み重ね、心の中に新たな風景を生み出すことを目指しています。
「CLAY STUDIO」は、ただの陶芸体験を超えて、地域に根ざした新しい文化を築くための拠点となるでしょう。