犬猫プロジェクト支援
2025-06-16 13:20:15

犬猫生活福祉財団が助成金を交付、保護団体への支援がスタートします

犬猫の保護活動を支える助成金制度



一般財団法人犬猫生活福祉財団(東京都新宿区、理事長:佐藤淳)は、全国の犬猫保護団体への助成金交付を開始しました。この施策は、犬猫の譲渡活動や保護を行う団体と連携し、動物福祉の向上を図ることを目的としています。本年度の助成金は、2022年度から始まり、昨年度には10団体に対して総額200万円の支援が行われ、200頭以上の犬猫に新たな家族が見つかりました。

助成金公募について



助成金の公募は、2025年6月16日から6月30日まで行われ、審査を通過した10団体には各20万円が上限として交付されます。この助成金は、2025年8月1日から2026年6月1日までの間に使用することができます。申請は、Googleフォームから行えるので、興味がある団体はぜひ参加してください。

対象となる団体と事業


助成の対象となるのは、一般社団法人や公益法人、特定非営利活動法人(NPO)などの法人及び任意団体です。具体的には、保健所や愛護センターなどから譲渡された犬猫、または野外で生活する犬猫を保護し、譲渡につなげる活動を行う団体が対象です。具体的な活動例としては、譲渡会の開催やオンラインプラットフォームでの情報発信が含まれます。

昨年度の成功例


昨年度、助成を受けた団体は以下の通りです:
1. 岐阜市地域猫の会(岐阜県)
2. WASAO(東京都)
3. ネコスペ事務局(茨城県)
4. COKA Animal Rescue(大阪府)
5. CAT’S INN TOKYO(東京都)
6. 保護猫カフェ拝啓ねこ様(東京都)
7. くすのき(静岡県)
8. 大阪さくらねこの会(大阪府)
9. ねこひげハウス(埼玉県)
10. ねこの命をつなぐ会(長野県)
これらの団体は、助成金を活用して効果的な譲渡活動を展開し、多くの犬猫に新たな生活の場を提供しました。

殺処分ゼロに向けた取り組み


環境省のデータによると、2023年度には約9,017頭の犬猫が殺処分されています。犬猫生活福祉財団は、殺処分ゼロを目指し、収容犬猫数を減らす取り組みを進めています。このための「3つのゼロ」—殺処分ゼロ、収容ゼロ、不適切飼育環境ゼロ—を達成するために、今後も活動を続ける必要があります。

今後の展望


犬猫生活福祉財団は、今後、全国各地に新たなシェルターを設立し、ボランティア活動の拡大や助成金の提供を通じて、さらに多くの犬猫を守る取り組みを強化していく予定です。また、地域ごとの問題に応じた支援制度を整え、全国的な連携を深めることで、保護活動の底上げを図ります。

おわりに


犬猫生活福祉財団の助成金制度は、日本全体の犬猫譲渡活動の促進に寄与し、動物福祉の向上を実現するための重要なステップです。動物たちが幸せな未来を手に入れるために、地域の団体と共に今後も努力を続けていきます。


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会社情報

会社名
一般財団法人犬猫生活福祉財団
住所
東京都新宿区市谷船河原町9-1NBCアネックス市谷ビル6F
電話番号
050-7973-1696

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