夏の風物詩、国営ひたち海浜公園のジニア
国営ひたち海浜公園の「みはらしの里」では、約17万本のジニアが見頃を迎え、その美しい色彩で夏空を華やかに飾っています。色とりどりの花が一面に広がり、散策する人々に明るい気持ちを与えてくれることでしょう。特に、芽吹きようとするヒマワリも隣接しており、これからが楽しみです。
ジニアの魅力
ジニアはキク科のヒャクニチソウ属に属し、米国を中心とした地域が原産です。日本の江戸時代末期に導入され、そこから仏花として親しまれてきました。和名の「百日草」という名の由来は、その開花期間が非常に長く、同じ株から何度も花が咲くからです。
特に、「ロイヤルミックス」という品種群は、鮮やかな「赤」「白」「黄」「桃」「紫」の5色から選ばれ、各花の直径は約10cmです。草丈は80~100cmほどあり、それぞれが目を引く存在感を持っています。今年は特に桃色を多く植栽しており、その結果、絵画のような華やかな風景が広がっています。
コキアの登場
また、ジニアの隣に位置する場所では、ライムグリーンのコキアも成長中です。現在は50~60cmほどに育ち、この先は約70cmまで成長する予定です。その独特の形状と色合いが、夏の空とのコントラストで一層の魅力を放っています。
ヒマワリ“アポロン”の魅力
さらに、園内各所にはヒマワリの新しい品種“アポロン”も数多く見られます。この花は太陽神に由来し、一般的なヒマワリよりも小ぶりですが、次々に花を咲かせる特性があります。約1,300株が植栽されており、各所を散策する中で目にする機会が多くなっています。開花中のヒマワリを見ながら、穏やかな夏の風を感じるのもまた、訪れる楽しみのひとつです。
国営ひたち海浜公園の魅力
国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市に位置し、四季折々の花々が楽しめる環境が整っています。春にはネモフィラやチューリップ、夏には華やかなジニアやヒマワリ、秋にはコスモス、冬はアイスチューリップなど、訪れるたびに異なる景色を堪能できます。また、アトラクションが豊富な「プレジャーガーデン」や、食事やスポーツが楽しめる施設も充実しており、家族連れや友人とのお出かけに最適です。
特に夏のジニアとヒマワリの頃は、これからの訪問者にとって見逃せない季節です。ぜひ、この機会に国営ひたち海浜公園で、自分だけの特別な夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。それでは今日はこの辺で、次回またお会いできることを楽しみにしています!