TRAVEL JAPAN Wi-Fi
2014-12-11 14:04:56
訪日外国人観光客向け「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトの始動と期待される影響
「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトの発足
近年、増加する訪日外国人観光客に向けた、より便利で快適な旅行体験を提供するための取り組みが始まりました。それが「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトです。このプロジェクトは、日本を訪れる外国人観光客のインバウンドビジネスの活性化を目的としており、三つの主なサービスを通じて、旅行中のインターネット環境を整えることに焦点を当てています。
サービス内容
1. 無料Wi-Fiスポットの提供
「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリをダウンロードすることで、訪日外国人観光客は全国20万か所以上のWi-Fiスポットにアクセスできます。基本的な「Wi2ベーシックエリア」への無償接続を提供し、さらに一部の法人や自治体からのプレミアムコードを登録すれば、より多様な「Wi2オプションエリア」へも自由に接続可能となります。これにより、旅行者が日本国内でインターネットを利用するハードルが大幅に下がります。
2. 役立つ情報の配信
訪日外国人観光客に向けて、日本での滞在を便利にする情報がアプリを通じて提供されます。参画法人や自治体からの情報をもとに、地域のイベントや観光スポット、飲食店のおすすめ情報などを配信し、O2O(Online to Offline)を実現することで、観光ビジネスの活性化を図っています。
3. データ分析によるサービス向上
アプリの利用にあたっては、個人情報保護法に配慮し、利便性を向上させるためのデータ収集が行われます。取得したデータを分析することによって、訪日外国人観光客にとってのサービス向上を目指し、マーケティング施策の強化を図ります。
様々な参加法人と自治体の協力
このプロジェクトには、アクセンチュアやKDDI、神戸市や京都市など、多くの法人と自治体が参加しています。それぞれの組織が持つリソースや技術を活かすことで、訪日外国人にとっての利便性が向上し、旅行体験がさらに豊かになることが期待されています。
例えば、アクセンチュアは、リアルタイムで得られるデータを使って旅行者の好みに合わせたサービス提供を支援しています。また、小田急グループやJAL(日本航空)などは、自社のサービスと連携し、訪日外国人観光客が便利に日本を回れるよう取り組んでいます。
期待される影響
このプロジェクトが実現することで、訪日外国人観光客の満足度が向上し、日本での旅行が一層魅力的になることが見込まれます。また、地方経済の活性化にも寄与すると期待されています。情報が行き届くことで、観光客はより多くの地域を訪れるようになり、経済全体の活性化に繋がるでしょう。
まとめ
「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトは、訪日外国人観光客に向けた新たなインフラを整えることで、日本の観光業の発展に寄与することを目指しています。これからの発展に乞うご期待です。
会社情報
- 会社名
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株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス
- 住所
- 東京都中央区銀座6丁目2番1号 Daiwa銀座ビル4F
- 電話番号
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