JALが実施する新たな燃油サーチャージについて
2026年2月から適用される日本発国際貨物燃油サーチャージについて、JAL(日本航空)が国土交通省へ申請を行いました。このサーチャージは、国際貨物の運送に関わるコストの一部をカバーするためのもので、ジェット燃料の価格変動に連動しています。
燃油指標価格の内容
基準としているのは2025年12月のジェット燃料の平均価格で、これは1バレルあたり84.90米ドルとなっています。そのため、燃油指標価格は「80.00以上85.00未満」に設定されることが決まりました。
この価格設定に伴い、具体的なサーチャージ額も以下のように決定されています。具体的には、1kgあたりのサーチャージは次の通りです:
- - 米州・欧州など遠距離路線:56円
- - アジア遠距離路線:34円
- - アジア近距離路線:30円
明確な更新サイクル
JALでは、日本発の国際貨物燃油サーチャージを年12回、つまり毎月改定する方針を採っています。これにより、運送業界において燃油コストの変動をより適切に反映させることを目指しています。この変更は顧客に対して透明性を持たせ、予測可能な運賃を維持するための試みです。
サーチャージ額の決定方法
各月のサーチャージは「シンガポールで取引されるジェット燃油(ケロシン)価格の前々月の平均値」を基に算出されます。この新しい方式は2024年4月から導入され、その後もサーチャージの額はテーブルに基づいて決定されるため、運送業者や利用者にとっては重要な情報となるでしょう。
国際貨物を取り扱うビジネスにおいて、これらの変更がどのように影響を及ぼすかは注目です。特に輸出入業者や国際物流を担う事業者は、燃油サーチャージの改定が自社の経営に及ぼす影響を考慮する必要があります。
最後に
経済のグローバル化が進展する中、国際貨物の運送業界は重要な役割を果たしています。その一方で、燃料価格の変動は直接的なコストとして影響を及ぼし、サーチャージの適正設定が必要不可欠です。JALの今回の申請は、こうしたニーズに応えるためのものといえるでしょう。
このように、国際貨物の燃油サーチャージに関する情報は、今後も業界の動向に大きく影響を与えるため、関心を持って注視することが求められます。