髙松智史氏がST Agency Japanの社外取締役に就任
ST Agency Japan株式会社(以下、ST Agency)は、髙松智史氏が新たに社外取締役として就任することを発表しました。髙松氏は、教育の現場において深い知見を持つ専門家であり、「考えるエンジン講座」を主宰しています。この講座は、ビジネスパーソンを対象にした論点思考の授業で、多くの受講者を抱えています。
髙松智史氏とST Agency
髙松氏は、一橋大学を卒業後、NTTデータやボストン・コンサルティング・グループ(BCG)での豊富な経験を持ち、ビジネスの現場で新規事業の立ち上げなどに携わってきました。彼はその後、自身の講座を通じて、次世代の人材を育成することに力を注いできました。この経験を活かし、ST Agencyでの新たな挑戦に前向きな意欲を示しています。
髙松氏は、ミャンマーとの関係に対する期待を込めて、「肌で感じたミャンマーの魅力」と述べ、その未来を育てる使命に自らが貢献する機会を得たことに感謝の意を示しました。彼は、ミャンマーの人材を日本企業に紹介する形で、グローバルな人材交流を進めていく考えを強調しました。
ST Agency Groupの理念とサービス
ST Agency Groupは、日本とミャンマーを拠点にし、日本国内でも最大級の日本語学校を運営しています。特に注目すべきは、紹介料が「完全無料」であるという点です。この方式によって、日本企業はすでに教育を受けた「特定技能」のミャンマー人材を低リスクで採用することが可能となります。主な募集分野には、「介護」「外食」「宿泊」業界が含まれます。これにより、労働力不足に悩む多くの日本企業にとって、重要な資源となるでしょう。
さらに、ST Agencyは、単なる人材紹介に留まらず、ヤンゴンでの自社教育施設を持ち、実際に現地で日本人講師による教育プログラムを提供しています。これによって、ミャンマー人材が日本企業で即戦力となれるよう、質の高い教育を実施しています。
未来へのビジョン
ST Agencyの代表、安田行輝氏は、髙松氏の参加が日本とミャンマー双方の未来を大きく変えるきっかけになると期待を述べています。近年、日本は未曾有の労働者不足に直面しており、ST Agencyのサービスが重要な役割を果たすことが求められています。髙松氏が加わることで、両国のビジネス関係がより強固になることが期待されます。
おわりに
髙松智史氏の社外取締役就任は、ST Agencyにとって大きな一歩であると同時に、ミャンマーの人材を日本の市場で活かすための新たな試みとも言えます。髙松氏の経験と知識が、両国の未来にどう生かされていくのか、今後の動向に注目が集まります。