データ・ファー・イーストとRadishが業務提携
企業のバックオフィス業務の効率化に向けた新たな一歩として、株式会社データ・ファー・イースト(DFE)と株式会社Radishが業務提携を締結しました。この提携の目的は、新規事業の開発や既存事業のシナジー創出に他なりません。
業務提携の背景
昨今、労働人口の減少に伴い、多くの企業が直面しているのが「採用難」と「業務の属人化」という課題です。DFEは、経理や労務のアウトソーシングを通じて、新たな業務の仕組みをAI技術で再構築することを強みとし、企業の生産性向上に寄与しています。具体的には、モンスター経理駆除やバーチャル管理部といったサービスを提供しています。
一方のRadishは、人材採用や評価制度の構築など、企業の成長エンジンとなるサービスを展開。コールセンターを通じて顧客接点を強化することで、顧客や組織との関係構築にも力を入れています。
このように、DFEはバックオフィス業務に、Radishはフロントオフィス業務に特化しており、両者の強みを掛け合わせることで、より効果的な業務支援が実現できるという考えから業務提携が成立しました。
提携によるシナジーとは?
この提携によって実現される主な取り組みは以下の通りです。
1. フロント×バックオフィスの完全連動型BPO
Radishのコールセンターが顧客からの問い合わせや受注といったフロント業務を受け持ち、その後の契約処理や請求書発行、入金管理といったバックオフィス業務をDFEがAIを活用して処理します。これにより、クライアント企業はコア業務に専念できる環境を整えることが可能になります。
2. AIと人によるハイブリッドな組織構築支援
RadishのHR事業とDFEのリモートワーク導入、AI活用に関するノウハウを組み合わせ、企業にとって最適な人員配置とリモート組織の構築を支援します。単なる人員提供にとどまらず、業務の特性に応じた新たな組織作りを目指します。
3. 保険・金融業界向けDXサービスの共同開発
さらに、Radishの保険代理店としての販売ノウハウと、DFEのデータ分析技術を融合させ、保険業界特有の業務を効率化するデジタルトランスフォーメーション(DX)パッケージや新たな販売スキームの開発にも取り組んでいく予定です。これにより、煩雑な事務作業の効率化を進め、さらなるサービス向上が期待されます。
企業代表者のコメント
代表取締役向井隆昭氏(DFE)は、「バックオフィスのリノベーションにRadishの強みが加わることで、企業経営に必要なエンジンと車輪が揃った」と述べています。また、社員がこの取り組みにより本業に100%集中できる環境を提供していく意気込みを語りました。
Radishの浦田有隆社長は、「労働人口の減少が進む中で、DFEの技術が企業の力を引き出すために不可欠である」と強調。双方が提携を通じて、迅速かつ力強い支援を実現することに自信を見せています。
各社概要
- - 株式会社データ・ファー・イースト(DFE): 大阪府大阪市に本社を置くBPO企業で、業務の仕組み化を促進しつつ、経理や人事労務のソリューションを提供。2001年設立。
- - 株式会社Radish: 同じく大阪府に本社を構え、顧客接点、HR事業、保険事業の3軸で企業支援を行う。2017年設立。
今後、この提携を通じてどのような新しいBPOサービスが展開されるのか、業界全体が注目しています。