新電元工業、持続可能な未来へ向けた技術を「Japan Mobility Show 2025」で初披露

新電元工業、「Japan Mobility Show 2025」に初出展

新電元工業株式会社は、2025年10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催予定の「Japan Mobility Show 2025（JMS2025）」に初めて出展します。今回の展示のテーマは「みらいひろがる 48V」で、同社の48V技術を中心に、持続可能でスマートなモビリティ社会の実現に向けた取り組みを来場者に体験してもらいます。特に注目すべきは、同社が開発した新しいロボット「シンディ」が初公開される点です。

「シンディ」は、パワーエレクトロニクス技術を駆使して開発された次世代ロボットであり、特に力制御、画像識別、軽量設計、非接触充電の四つの技術を特徴としています。

魅力的なロボット「シンディ」

「シンディ」は、力覚センサレスで力を制御する技術を採用し、より柔軟で正確な動作を可能にしています。この技術は特許出願中であり、今後の商業展開が期待されます。また、低負荷での画像識別技術や、関節部分のモーターを本体に集約することで、アームのスリム化を実現しています。加えて、車載向けの非接触充電技術も搭載しており、今後のロボティクス分野における革新をもたらすことが期待されているのです。

来場者は「シンディの大冒険」と名付けられた体験型ゲームを通じて、これらの技術による48Vシステムの利点を楽しみながら学べる貴重な機会が提供されます。このようなインタラクティブなアプローチは、技術の普及と理解を促進する鍵となるでしょう。

新電元工業のビジョン

新電元工業は1949年の設立以来、パワー半導体やスイッチング電源など、パワーエレクトロニクスの分野で数多くの独創的な製品を開発してきました。これまで世界中のお客様から高い信頼を寄せられており、今後も半導体技術、回路技術、実装技術を融合させながら持続可能な社会への貢献を続けていく方針です。

「Japan Mobility Show 2025」を通じて、新電元工業の革新的な製品群とその背景にある理念を体感していただければ幸いです。特に「シンディ」は同社の未来のビジョンを具現化しており、モビリティの新たな時代を切り拓く一助となるでしょう。

新電元工業の詳細や最新情報については、公式ウェブサイト (https://www.shindengen.co.jp/) をご覧ください。