投資有価証券の売却と業績予想の修正
2025年3月期に向けた当社の業績予想に関する最新情報をお伝えします。今回の取締役会にて、当社が保有する投資有価証券の一部を売却することが決定し、特別利益が計上される見込みです。この売却は、当社の財務戦略に基づくものであり、資本コストや株価を意識した運営を実現するための重要なステップとなります。具体的な内容は以下の通りです。
投資有価証券売却の理由
2024年4月26日に公表された「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に基づき、政策保有株式を縮小することで資産の効率性を高め、より強固な財務体質の構築を目指しています。
売却に関する詳細
- - 売却予定株式: 上場有価証券1銘柄
- - 見込売却益: 3~4億円(株価等に基づく推計値)
- - 売却予定時期: 2025年3月末までを予定
中間期の業績予想と実績値の差異
2025年3月期第2四半期(2024年4月1日~2024年9月30日)の業績について、売上高は連結子会社の好調な売上増により、前回の予想を上回る見込みです。また、利益についても、売上の増加と一部費用の発生が次期にずれ込むことにより、利益が伸びる見込みです。
通期業績予想の修正
通期の業績予想も見直しました。売上高は連結子会社の業績向上により、前回予想よりも1億円の増収が期待されます。しかし、営業利益および経常利益の見通しに変更はなく、当期純利益についても、投資有価証券売却益を計上する見込みでありながら、法人税等の見積もりの再検討を踏まえると、変更はありません。
これらの数値は、2023年10月時点で入手可能な情報に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異なる可能性があります。
結論
今回の業績予想の修正および投資戦略の見直しは、当社の経営方針に基づく重要な決定であり、今後も持続可能な成長を追求します。従って、皆様には引き続きご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。