高性能の新決済端末「UT-P11」登場
TMN(トランザクション・メディア・ネットワークス)が新型決済端末「UT-P11」の受注を開始しました。この新モデルは、同社の人気機種「UT-P10」の後継機であり、これまでの機能を完全に受け継ぎつつ、さまざまな性能向上を実現しています。
キャッシュレス決済の進化
昨今、国内のキャッシュレス決済比率はおおよそ40%に達しています。このような状況下で、店舗運営において決済端末はもはや不可欠な存在となりました。特に、人手不足やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に伴い、単一の端末で多様な業務をこなすことができる高機能型決済端末の需要が急増しています。
「UT-P10」は、TMNの製品の中でも昨年度トップの販売台数を記録し、その数は前年比約3倍に達しました。これは、企業が効率的な業務運営を求めている証左ともいえます。
UT-P11の主な特徴
「UT-P11」では、前モデルの機能を引き継ぎつつ、以下のようないくつかの重要な改善が施されています。
- - 処理能力の向上: 読み込み速度が約2倍に向上しました。これにより、より迅速な決済が可能となり、顧客にストレスのない体験を提供します。
- - 大画面に進化: 画面のサイズが大きくなったことで、様々なアプリの操作が容易になり、特に屋外での使用時に使いやすさが向上しました。
- - 多機能性の継承: クレジット、電子マネー、QR・バーコード決済など、幅広い決済手段に対応しており、さらにアプリの追加が可能なため、業務の多様性にも対応できます。
事業者向けの新たな価値
現在、多くの事業者はキャッシュレス決済手数料の負担や、複数の決済手段への対応に苦しんでいます。「UT-P11」を導入することで業務効率の向上だけではなく、データ活用によるマーケティングの強化など、新たな付加価値を提供することをTMNは目指しています。このようなサービス提供を通じて、加盟店の利益を向上させることが期待されています。
未来の展望
TMNは今後も、決済を基軸に多くの企業が直面する課題の解決に寄与するソリューションを提供していく予定です。安心・安全な消費環境の創出へ向けて、キャッシュレス化の進展と加盟店のDX化を促進する役割を担っていくことでしょう。
企業情報
トランザクション・メディア・ネットワークスは、電子決済サービスを開発・提供する企業として知られています。2011年からクラウド型電子決済を商用化し、現在では101万台以上の決済端末が同社のゲートウェイに接続されており、幅広い業種で利用されています。
詳細情報については、
TMNのコーポレートサイトをご覧ください。