アッヴィ、APLAR発表
2025-09-01 15:09:24

アッヴィ、アジア太平洋リウマチ学会で革新的な研究成果を発表

アッヴィがアジア太平洋リウマチ学会で発表した研究の全貌



アッヴィは、9月3日から7日まで福岡で開催される第27回アジア太平洋リウマチ学会(APLAR)において、リウマチ性疾患に関する最新の研究開発成果を発表します。これは、リウマチ性疾患患者に対する治療法や管理の革新を図るアッヴィの取り組みの一環であり、多彩なプログラムを通じて臨床現場における実践に貢献することを目指しています。

APLAR 2025での研究発表



アッヴィは、リウマチ性疾患に関する広範な臨床データを発表するとともに、専門家たちが集まり、リウマチ治療の最新情報を共有するワークショップやサテライトシンポジウムを共催します。

アッヴィのIntercontinental Immunology Medical HeadであるMagdy Eltabbakh氏は、「過去20年間、我々はリウマチ性疾患を有する患者の治療レベル向上に貢献してきた。アジア地域の治療へのアクセスや疾患理解には差があり、その改善が重要である」と述べています。特に、治療目標達成に向けた「Treat to Target(T2T)」の重要性を強調しています。

提示される研究成果



会期中には、口頭発表1件、ポスター発表8件を予定しています。主な研究成果は以下の通りです。

1. 長期安全性と有効性:関節リウマチ患者に対するウパダシチニブとアダリムマブの比較。SELECT-COMPARE試験の7年間にわたるデータをもとにした分析。
2. 臨床下での実証:生物学的製剤未使用患者におけるリサンキズマブの早期乾癬性関節炎治療に関する調査結果。
3. ウパダシチニブの長期データ:乾癬性関節炎患者における5年間のデータ。
4. 疾患データの集積:約17,000患者年分のデータを用いたウパダシチニブの安全性についての分析。
5. 実臨床データの解析:中等症から重症の関節リウマチ患者における治療目標の達成結果。
6. 日本人患者の市販後調査:ウパダシチニブの日本人関節リウマチ患者に対する影響。
7. オーストラリアにおける研究:実臨床下でのウパダシチニブの有効性分析。
8. 治療パターンの解析:オーストラリア人患者における治療パターンと有効性の後ろ向き解析。

ワークショップとシンポジウム



アッヴィが共催するGRAPPA主催のプレコングレスワークショップでは、体軸性脊椎関節炎やMRI技術に関する革新的なプログラムが展開され、専門家による集中的な討議が予定されています。これにより、リウマチの診断や患者治療の質を向上させることを目的とした施策が進められます。

また、二つのサテライトシンポジウムでは、治療目標の達成法やウパダシチニブの治療上の利点とリスクについての議論が行われ、関節リウマチや巨細胞性動脈炎に関する最新の研究結果も紹介される予定です。

アッヴィの理念と国内での取り組み



アッヴィは「人々の健康に関する重大な課題を解決する」という理念のもと、革新的な医薬品の開発を主導しています。国内においては免疫疾患や肝疾患、がん、アイケアなど多岐にわたる領域に注力し、患者の生活の質向上に貢献している企業です。

詳細な情報はアッヴィの公式サイトやSNSで随時更新されています。未来の医療を見据えたアッヴィの取り組みに注目が集まります。

会社情報

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アッヴィ
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