東京モード学園とGARDEが手掛けるデジタルファッションアワードの魅力
デジタルファッションの未来を感じられるイベントが、東京モード学園とGARDEによる産学連携企画「デジタルファッションアワード」です。この取り組みは、約100名の学生が参加し、才能を競い合う選抜型アワードとなっています。今回の企画では、ファッションデザインのモデリングを3D技術「CLO」で行い、それをオンラインゲームの「Fortnite」上で体験できる形に昇華させました。
夢のメタバース展示
学生たちが創り出したデザイン画をもとに、初期・中間審査を経て選ばれた5作品が、メタバース空間で巨大展示されるのが最大の魅力です。これにより、デジタルファッションの世界を体験的に楽しむことができます。ファイナリスト作品は、2026年2月18日に開催される最終審査を経て一つの最優秀作品を選出。学生のクリエイティビティがどのように評価されるのか、業界のプロとのコラボレーションにも注目です。
アワードの審査プロセス
本アワードは、85作品から5作品を選抜する厳しいプロセスを経ています。参加学生はファッションデザイン学科の高度専門士コースと普通コース、さらにはパターンメイキング学科からも応募しており、彼らの技術力が試されました。審査は初期審査で10作品を選出し、中間審査で完成度に基づく評価を行い、最終的にメタバース空間内に展示します。
体験型メタバース
特設マップである「MODE DIGITAL FASHION AWARD」では、勝ち抜いた5作品を近くで鑑賞できます。プレイヤーは「グラインドレール」で会場を巡りながら、3D独特のデザインを楽しむことができる仕掛けが施されています。また、参加者は投票エリアでお気に入りの作品を選び、業界の専門家らとともに次世代のデザインが選ばれる瞬間を楽しむことができます。これにより、ただの鑑賞にとどまらず、積極的な評価が可能となるのです。
新たなデジタルファッション教育
このプロジェクトが生まれた背景には、学生が自ら作成した3Dファッションデータが十分に活用されていないという問題がありました。従来は学内課題として提出されるだけのため、限られた機会でしか評価されなかったのが現状でした。それを改めるために、世界中のプレイヤーが参加できる形で作品展示を実現し、実社会での評価を求めていく新しい試みとなっているのです。また、ICT教育やクリエイターエコノミーの文脈に合致し、循環型のクリエイター支援が行われています。
産学連携の未来
株式会社モンドリアンは本プロジェクトに技術パートナーとして参画し、学生たちのデザインが持つ可能性を最大限に引き出しています。彼らは単なるゲーム制作を超え、教育機関と連携し「創る・使う・続ける・繋げる」というアイデアのもと、メタバース空間の可能性を探求しています。これにより学生たちの才能が次世代に向かって羽ばたくことを支援し続けているのです。
さらに、モンドリアンは独自の技術力を生かして、3Dモデルが持つデザイン性を高め、リアルな評価や活用の場を提供しています。デジタルファッションがどのように社会に影響を与えるのか、その未来がますます楽しみになります。今後もアパレルやファッション業界で、デジタル技術を活用した新たな体験を創出するための取り組みが続くでしょう。
まとめ
「MODE DIGITAL FASHION AWARD」は、学生の創造力をメタバース空間という新しい舞台で表現させ、次世代のデジタルファッションのあり方を探求する素晴らしい機会です。教育と産業の協力によって、多くの可能性を秘めた学生たちが新しい景色を切り開く様子に期待が寄せられます。新たなデジタルファッションの未来が、ここから始まるのです。