ブルー・アウル・キャピタル、個人向けオルタナティブ・クレジットファンドを発売

ブルー・アウル・キャピタル、個人投資家向けファンドを発表



ブルー・アウル・キャピタル(NYSE: OWL)は、11.2兆ドル規模のアセット・ベイスト・ファイナンス市場に特化した新たなインターバルファンド「ブルー・アウル・オルタナティブ・クレジット・ファンド」(OWLCX)を発表しました。このファンドは、従来機関投資家専用であったオルタナティブ・クレジット資産へのアクセスを個人投資家にも開放し、高いインカムを目指すものです。

このファンドは、約8億5000万ドルの資金を集め、史上最大級のインターバルファンドに成長しました。ブルー・アウルは、契約上のキャッシュフローを担保にしたクレジット資産への柔軟な投資を行い、分散した資産プールを通じたリスク軽減を実現します。OWLCXには、日次購入や月次分配、四半期毎の買戻しによる流動性が提供され、個人投資家にとっての魅力が増します。

運用は、ブルー・アウル・オルタナティブ・クレジット・アドバイザーズII LLCが担当し、65名以上の専門家によるチームが構成されています。彼らは、長年にわたる業界経験と強力なデータ分析能力を有し、約20年の運用実績を誇ります。この間に成功裏に約950件の投資案件に240億ドル以上を投資してきた実績があります。

ブルー・アウルのCEO、ショーン・コナー氏は「このファンドの設立により、個人投資家は機関投資家が独占していた高リターン市場にアクセスできるようになります。OWLCXは、そんな新しい投資機会を提供するものです」と述べました。これにより、多様なアセットに裏打ちされた収益機会を個人投資家にも享受してもらえることが期待されています。

ブルー・アウルは、オルタナティブ投資の民主化に向けた取り組みを進めています。その一環として、プライベート・ウェルス投資家のニーズに応えて、機関投資家と同等の水準の投資商品を提供します。

オルタナティブ・クレジット部門の責任者であるイヴァン・ジン氏は「アセット・ベイスト・ファイナンスは、次世代のプライベート・クレジット投資家に新しいチャンスを提供します。OWLCXは特に市場サイクルに耐えるパフォーマンスを志向する個人投資家に向けて構築されています」とコメントしています。

詳細情報



ファンドの詳細や投資戦略については、公式ウェブサイトOWLCX.comを参照してください。ブルー・アウルは現在、運用資産総額が2840億ドルを超える業界のリーディングカンパニーであり、クレジットやリアルアセット、GPストラテジック・キャピタルという3つのマルチ戦略プラットフォームで幅広く投資を行っています。

彼らのビジョンは、より多くの投資家がリスク調整後において、優れたパフォーマンスを実現できる投資機会を提供することです。ブルー・アウルが提供するソリューションは、機関投資家と同等のパフォーマンスを求めるプライベート・ウェルス投資家に対しても、容易にアクセスできる形で実現されることが期待されています。

会社情報

会社名
Blue Owl Capital Japan
住所
東京都千代田区丸の内2丁目6-1丸の内パークビルディング8階
電話番号

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