MLism株式会社が新しいAI文書解析エンジンをリリース
その名も「YomiToku-Pro」!
MLism株式会社(本社:千葉県柏市、代表取締役社長:木之下滉大郎)は、日本語に特化した文書画像解析エンジン「YomiToku-Pro」を発表しました。このエンジンは近年ますます増大する文書情報デジタル化のニーズに応えるために開発されました。特に、生成AIの進展に伴い、文書をより正確にデータ化する要求が高まっています。
YomiToku-Proの特長
YomiToku-Proは、PDF形式の文書やカメラで撮影した画像の文字起こしを行うAI-OCR機能を搭載しており、さらに文書のレイアウト解析機能も備えています。この技術により、高度かつ正確な文書解析が実現されます。
1. 独自のAIモデルの搭載
YomiToku-Proには、MLismが独自に開発した4種類のAIモデルが組み込まれており、これにより日本語の文書において高レベルな文字認識とレイアウト解析を可能にしています。
2. 複雑なレイアウトへの対応
文字数が多く、さらに細かい文字や縦書きの文書など、さまざまな形式の文書にも高精度で対応することが可能です。
3. 文書レイアウト解析機能
このエンジンは、文書内の図表や画像、段落などの構成要素を正確に特定する能力も持っています。また、セルが結合された表や罫線がない表に関しても、その構成を正しく認識して出力することができます。
4. 多彩なエクスポート機能
解析された文書データは、HTMLやMarkdown、CSV、JSON形式で出力でき、画像やグラフを別ファイルとして保存することもできます。
5. 高いセキュリティ
YomiToku-Proはサーバー組み込み型のパッケージとして提供されており、個人情報や機密情報を安全に解析できます。これにより、外部ネットワークに接続せず自社のサーバー内で効率的に処理が行えるため、クラウドやオンプレミス環境でも活用可能です。
企業との提携
MLismは、AI・LLM技術を利用した新規事業開発支援サービスを展開する株式会社Relicとの業務提携を開始しました。この提携により、YomiTokuの販売とサポートが可能になり、多様なAIの活用ニーズに応えることが期待されています。
Relicは、イノベーションの追求に向けて様々な事業モデルの開発支援を行っており、MLismの提供する文書解析技術とのコラボレーションにより、新しいビジネスモデルの創出が期待されます。
YomiToku-Proの効果
YomiToku-Proはすでに多くの企業に導入されており、リリース前から多くの注目を集めていたことが伺えます。日本語の文書解析に関するニーズは高まっており、この技術がビジネスに与える影響は計り知れません。
まとめ
日本語特化型の文書画像解析エンジン「YomiToku-Pro」は、SPA(スピード・パフォーマンス・アジリティ)の観点から企業の業務効率を向上させるものであり、今後の展開が非常に楽しみです。文書デジタル化の進展に伴い、この新しい技術がどのように多くのビジネスで活用されていくのか、引き続き注目していきたいと思います。