ミライフ、ベステラ全事業所に再生可能エネルギー100%電力を供給開始 - 脱炭素化に向けた取り組み加速
シナネンホールディングスのグループ会社であるミライフ株式会社は、2024年7月1日より、ベステラ株式会社の全事業所へ実質再生可能エネルギー比率100%の電力を供給開始したことを発表しました。
ミライフは、地域のお客様のエネルギー消費における脱炭素化を目指し、「カーボンニュートラルミライフでんき」や「ミライフカーボンニュートラルLPガス」など、環境配慮型のエネルギー販売を行っています。今回のベステラへの電力供給は、この取り組みの一環として、実質再生可能エネルギー比率100%の電力を提供することで、ベステラの温室効果ガス排出量削減に貢献します。
ベステラは、プラント設備の解体工事を中心に、プラントに関する様々な高付加価値サービスを提供する企業です。同社は、中期経営計画「脱炭素アクションプラン2025」において、持続可能な開発目標(SDGs)に向けた地球環境への貢献を掲げており、環境負荷低減と脱炭素社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。
2022年4月には、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への賛同を表明するなど、環境負荷低減への取り組みを強化しています。今回のミライフからの電力供給により、ベステラの全事業所は実質再生可能エネルギー100%の電力を使用し、温室効果ガス排出量の削減に貢献します。
今回の取り組みによる温室効果ガス排出量の削減量は、年間約55トンと見込まれています。シナネンホールディングスおよびミライフは、今後も多様化するライフスタイルやニーズに対応したサービスを展開し、脱炭素社会および持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。
ベステラについて
ベステラは、「柔軟な発想と創造性、それを活かした技術力により地球環境に貢献します」という企業理念のもと、1974年に創業しました。プラント設備の解体工事を中心に、プラントに関する様々な高付加価値サービスを提供しています。
ミライフについて
ミライフは、シナネンホールディングスのグループ会社で、関東エリア全域に地域密着のネットワークを持ち、LPガス、電気、灯油の販売、リフォーム、ハウスクリーニングなど、エネルギーと住まいと暮らしに関わる様々なサービスを提供しています。
シナネンホールディングスについて
シナネンホールディングスは、1927年に創業したエネルギー・住まい・暮らしの総合サービス事業を展開する企業グループの持株会社です。グループのミッションとして、「エネルギーと住まいと暮らしのサービスで地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」を掲げ、消費者向けのエネルギー卸・小売周辺事業、法人向けのエネルギーソリューション事業、非エネルギー事業(自転車事業、シェアサイクル事業、環境・リサイクル事業、システム開発事業、抗菌事業、建物維持管理事業等)を提供しています。
脱炭素社会の実現に向け、環境配慮型の新規事業開発や、企業としての取り組みも強化しています。
まとめ
ミライフによるベステラへの実質再生可能エネルギー比率100%の電力供給は、両社の脱炭素化に向けた取り組みを加速させる重要な一歩となります。今後も、企業の脱炭素化を支援する取り組みが期待されます。